臨時収入があったからちょっといいものを食べる、思いのほか出費が安く済んだのでちょっと贅沢するなどという行為はいかに無意味なことなのかが分かる。

さらにあぶく銭なのでハデに使ってしまえなどというのは、まさに愚の骨頂である。
お金の入り方で出費の仕方を変える人は、完全にお金の「入り」にばかり目が行っている。
お金は「入り」ではなく「出」の方が重要である。
ではお金の「出」についてどのようなポリシーを持てばよいのだろうか?
それは「必要なものには惜しみなく出費する」というものである。
欲しいものに出費していたのではただの浪費である。
金額の多寡ではなく、徹底的に「必要なもの」にだけ出費することができれば、それは確実にお金持ちに近づくステップとなる。