臨時収入があったからちょっといいものを食べる、思いのほか出費が安く済んだのでちょっと贅沢するなどという行為はいかに無意味なことなのかが分かる。
お金持ちにとっては思いがけない大金が入ってくることや不定期な支出は日常茶飯事であり、ちょっとしたお祝い事をするきっかけにはならないのである。

さらにあぶく銭なのでハデに使ってしまえなどというのは、まさに愚の骨頂である。
お金の入り方で出費の仕方を変える人は、完全にお金の「入り」にばかり目が行っている。
お金は「入り」ではなく「出」の方が重要である。
ではお金の「出」についてどのようなポリシーを持てばよいのだろうか?
それは「必要なものには惜しみなく出費する」というものである。欲しいものに出費していたのではただの浪費である。
金額の多寡ではなく、徹底的に「必要なもの」にだけ出費することができれば、それは確実にお金持ちに近づくステップとなる。

待つために時間を浪費するくらいなら時間を買う方がマシ
お金持ちの人たちが待つ時間を嫌がるのはその時間がもったいからである。
待たされるということは、自分の時間浪費して相手に供与しているようなものだという。
時間を浪費するくらいならお金を払ってその時間を買うか、そもそも時間の浪費行為をしないという選択になる。

発売前の車のスレに何か月も居座るのも行列に並ぶのも同じこと。
ボランティアみないなものである。