日本の物価と給与水準は明らかにおかしい。牛丼が一杯380円という水準はOECD加盟34カ国の中で、もはや最貧国レベルの物価だ。
私の友人に風俗業界プロデュースのコンサルタントがいる。多くのソープランド店舗プロデュースを手掛けてきた彼に話を聞いて驚いた。
少し前から、ある地方の風俗街には中国や東南アジアからの旅行者が多数押し寄せている。
外国人旅行者はソープランドの3時間20万円のVIPコースを「日本の風俗は価格が安い」と喜んで支払っているという。
驚くべきことに、この店ではこの最上級のVIPコースが一番人気のメニューだと言うのだ。

こうした旅行者のおかげでこの地区では物価がぐんぐん上昇している。マンション価格も坪単価600万円に達しているという。
リゾート地とは言えマンションの坪単価が山手線目黒駅前のタワーマンションに匹敵するのだ。
もちろんこれが平均的な話なのかと問われればそうとは言い切れない。欧米では女遊びは富裕層紳士の嗜みでもある。
ましてや海外に買春旅行に出掛けるともなれば選ばれた人々なのだろう。
とはいえ、彼らはそういう富裕層だからこそ母国と日本しか知らないわけではない。
世界各国の風俗で遊んだ末、日本の女は安いと言っているのだ。
だから、こうした外国人にヒヤリングすると、20万円のフルコースでは飽き足らず、
5つ星付きレベルのスイートルームでのプレイがなぜここにないのかと尋ねられるらしい。
それほど世界から見て日本の物価は低い。今や日本の売春価格は全く先進国水準ではない。
そこに世界共通価格のサービスを提供すれば割高に見えるのは当然のことになる。女は高くなった。ただし日本人男性にとってだけだ。