流れ出るほどのオイル漏れ(重症、修理が必要)

漏れが発見された箇所から流れ出るほどのオイル漏れです。

周囲の部品がオイルで汚れ、エンジンルーム下にカバーがある場合には、カバーから溢れだして地面に滴り始めます。
漏れた箇所は常に湿っており、流れたオイルが目視できるような湿った跡がある場合に該当します。
ここまで漏れが進行した場合には、修理を強くお勧めします。
漏れの量によっては、補充しながらの走行もできますが、エンジンルームのどこに汚れが飛び散るとも知れず、
周辺の部品の劣化を早めかねません。
月に1リットル程度のオイルの減りであれば、補充をしながら乗ることもできますが、それを超えるとオイル代
も馬鹿になりませんし、駐車場や道路を汚すことにつながります。
補充を忘れてエンジンに負担をかける原因にもなります。

エンジンルームの最下部に位置する「オイルパン」からの漏れであれば、他への影響は少ないです。

しかし、上部からのオイル漏れは、その下にあるエアコンのコンプレッサーやオルタネータなどの高価な電装品に
かかってしまったり、クーラントが通るゴムのホースや配線にかかってしまうかもしれません。
つまり、オイル漏れの箇所が物理的に「上」であればあるほど修理を急いだ方が良いのです。