目に見えないオイル漏れ

少し厄介なのが、「目に見えないオイル漏れ」です。

•部品を外していかなくては目視できないもの
•部品の内部に漏れ出しているもの
部品を外していかなくては目視できないもの

これは車の年式が新しくなり、装備が増えることで増加していきます。

部品点数が増えれば増えるほど、部品の影に隠れて見えなくなってしまう部分も増えてきます。


部品の内部に漏れ出しているもの

これは少し特殊なケースになります。

例えば吸気経路内に漏れ出したオイルが、吸気経路をオイルでどろどろにしたり、ヘッドカバーからの
漏れがプラグホールに溜まったりといったケースです。

後者は直接的に点火不良の原因となる例ですが、それ以外の場合では直接的な影響がない場合が多いです。
しかし、運悪くセンサー類にオイルがつくと、センサーの異常や故障へとつながる場合があります。
また、ゴムや配線にオイルが付くと、ゴムや配線の被膜の劣化を早め、別の故障の原因を作り出すことも
あります。