イグニッションコイルの故障

イグニッションコイルはエンジンの点火装置のひとつで、非常に重要な部品です。
価格もやや高額で1本あたり1~2万円程度します。4気筒エンジンなら4本、6気筒エンジンなら6本と1気筒当た
り1本使用されています。
大抵の場合、1本故障すると他のイグニッションコイルも寿命と判断され、ディーラーでは全数交換を提案さ
れることが多いです。
全数交換となればなかなかの費用になりますから、オーナーとしてはショックも大きいです。



ガスケットの劣化
続いてこちらもよくあるケースです。

エンジンやその周辺の部品は金属や樹脂でできています。そうした部品同士を接続するためにボルトやナット
が使われますが、部品と部品の間にはゴム(ガスケット)が挟まっています。
このゴム(ガスケット)のお陰で、部品と部品の間を流れるエンジンオイルや冷却水が漏れだしません。

しかし、このガスケットが劣化しオイルや冷却水が漏れてきます。
先述の通り、ゴムの質は日本車と比べて低いです。早ければ5年ほどで劣化し、オイルが滲みだすこともあります。
車に詳しくない方であれば、ディーラーやショップに車検を依頼した際にチェックされ、見積もりが提示される
ことになります。
日本車に比べると高額なこともありますし、大量にあるガスケットの劣化が定期的に来るということは、車検の
たびに修理が発生するということになります。
車の所有者は、車に詳しくなければないほど「故障ばっかり」と思うことでしょう。