ドイツ車は壊れる 「BMWは壊れる」の真実

•よくあるBMWの故障の実例

クーラントホースやエキスパンションタンクの破損による水漏れ

エンジンを冷却するための冷却水(クーラント)が流れるゴム製のホースや、クーラントを溜めてある
タンクの破損は、BMWではよくある故障のひとつです。
これは、エンジンルーム内の熱やクーラントの温度変化、加圧、走行中の振動、経年劣化によるものです。
残念ながらBMWを始めとした輸入車のゴムや樹脂部品は耐久性は総じて低く、長く使うといずれ破損します。

これらの部品が破損した場合、クーラントが漏れ出し破損の程度が大きければ即座に走行不能になります。
無理に走行しようとするとエンジンがオーバーヒートするでしょう。

クーラントホースやエキスパンションタンクの劣化は見た目では確認がしづらく、定期交換を明示されて
いる部品でもないため破損して初めて劣化を知ることになります。BMWを長く維持されている方などは、
故障前に交換してしまうことも多い部品です。

この故障は、よくあるケースでありながら、その一方で破損すると走行は困難になります。被害は大きく、
車に詳しくなければないほど「BMWは壊れる」という不安が大きくなってしまいます。破損の仕方次第では
もくもくと蒸気があがり、見た目もなかなかショッキングと言えます。