ホンダが掲げた年間販売目標は1000台。この数字を聞いて、読者の皆さんはどう感じるだろうか。

私は驚きを隠せなかった。ホンダがここまで力を入れ、走行性能も申し分なく、最新技術の数々を搭載したフラッグシップモデルと言い切るレジェンドの販売台数計画として少なすぎるのではないかということだ。

しかもその数字は、低めに見積もった訳でも謙遜している訳でもない。今回のマイナーチェンジ前の2017年の月間売り上げは20台に満たない月もあったほど。年間1000台という数字すら、大きな1つの壁となっている。