第7次エネルギー基本計画、原発の位置づけ踏み込めるか エネルギー経済社会研究所・松尾豪代表 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20240515-OKZDSY37RRNBJHNW3N2RTZK624/

2024/5/15 14:29

エネルギー経済社会研究所の松尾豪代表(本人提供)

現行のエネルギー基本計画は、2050(令和32)年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)に向け、政府が令和12年度に温室効果ガスを平成25年度比で46%減らすと打ち出した目標を念頭に決まった。今回の見直しで、どれだけ深堀りされた内容になるかが注目される。

電源構成では原発をどう位置付けるかだ。この10年で原発再稼働は限定的だった。原発の高経年化が指摘される中、「リプレース(建て替え)」の必要性など踏み込んだ議論ができるかだろう。


再生可能エネルギーに関しては、海外で導入拡大の動きが衰えず、化石燃料の依存度も下げないといけない中で、計画で野心的な数字(比率)が出てくる可能性もある。

再エネでは洋上風力発電と次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の期待が大きい。ペロブスカイトは国産技術で、サプライチェーン(供給網)の構築もテーマだ。

化石燃料は難しい課題だ。(略)

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