元空将・織田邦男氏、中国の海洋ブイ問題に「黙って撤去すればよかった」岸田政権のミスを指摘 - zakzak:夕刊フジ
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2023.11/6 15:42

 元空将で麗澤大学特別教授の織田邦男氏が6日、YouTubeなどで視聴できる文化人放送局のインターネット番組「夕刊フジニュース特急便」に生出演し、中国が沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に無断で設置した海洋ブイについて、「黙って撤去すればよかった」と語り、岸田文雄政権の対応ミスを指摘した。

 尖閣諸島・魚釣島の北西約80キロの日本のEEZ内に中国が勝手に設置したブイは、7月に存在が確認された。岸田政権は外交ルートを通じて中国へ抗議し、「即時撤去」を要請したと説明したが、慎重姿勢には批判が。今月1日の臨時国会で「日本独自で撤去すべき」と問われた上川陽子外相も「国連海洋法条約に(撤去の)明文規定がない」「可否を一概に答えるのは困難」などと答弁していた。

 しかし、織田氏は国連条約に「規定がないから」という政府の理由説明について、「国際法に対する理解が非常に欠けている。大きな間違いだ」と断言した。

「『撤去についての規定がない』のではなく、国際法とか条約とかでは、国家主権を超えることについては、禁止されていること以外はやっていいという『ネガティブリスト』なんです。撤去したら、それが前例になって国際慣例になる」と語り、撤去に問題はないとの見解を示した。

ブイをさっさと撤去した上で、中国側から指摘された場合には、「『撤去しましたよ。それで何か』とぐらいに言えばいい。向こうも何も言えないから。分析も黙ってやればいい」とも。

(略)

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