公明・石井幹事長 「宗教団体の政治活動を制限するなら憲法違反」 [公明]:朝日新聞
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRBF4PYDRBFUTFK00D.html

2023年10月13日 14時09分

会見に臨む公明党の石井啓一幹事長=2023年10月13日、国会内

公明党・石井啓一幹事長(発言録)

 (世界平和統一家庭連合〈旧統一教会〉をめぐる問題に関連し、宗教団体の創価学会を支持母体とする公明党として「政治と宗教」の関係について問われ)質問の趣旨が色んな角度があるのでお答えしにくいところがあるが、仮に宗教団体の政治活動を制限すべきだという趣旨であれば、これは憲法違反になる。宗教団体であれ、どういう団体であれ、政治活動の自由は保障されている。ただし、宗教団体が国から特別な特権を受けるなら、それは憲法上禁止されているわけだから、きちんと分けなければならない。

 (被害者救済のために教団の財産保全をする法整備の必要性について)まずどれくらいの被害があるのか、実態をしっかりと固めることが重要だ。現行法でも財産保全はできる。損害賠償請求をし、債権の保全という形で請求ができるわけだから、まずは被害者の話を聞くことが重要なのではないか。(定例会見)