中国国外に逃れた亡命ウイグル人でつくる「世界ウイグル会議」(本部・ドイツ)のドルクン・エイサ議長が4日午後、自民党本部で萩生田光一政調会長に面会し、中国政府による新疆(しんきょう)ウイグル自治区での民族弾圧への対応策を要望することが分かった。自民の党四役が中国共産党政権に対峙する民族活動家と面会するのは異例。

ドルクン氏らは萩生田氏に対し、重大な人権侵害行為に制裁を科す「人権侵害制裁法」の制定や中国当局から脅迫を受けている在日ウイグル人の実態把握などを政府に働きかけるよう訴える予定だという。

収容所で凄惨な弾圧を受けた実体験を告発するウイグル人女性のケルビニュール・シディク氏らも同席する。

https://www.sankei.com/article/20221004-7OHSSOGMUVPODKSKB2TRYOZPEM/