新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は8月25日時点で全国で11万8000人あまりとこれまでで最も多くなったことが厚生労働省のまとめでわかりました。

厚生労働省は都道府県ごとの病床の使用率や患者の療養先について最新の状況をまとめました。

それによりますと、新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は8月25日時点で全国で11万8035人と初めて10万人を超えました。

前の週より22%増えてこれまで最も多くなりました。

1か月前の7月28日時点の6倍余りになっています。

▼東京都では2万5045人と前の週より2874人、
▼神奈川県では1万5203人と前の週より2199人
▼大阪府では1万4732人で前の週より5693人、
▼愛知県では9343人で前の週より5356人、いずれも増加しています。

▼埼玉県の数値は今回のまとめに含まれておらず厚生労働省は県が精査しているためだとしています。

ホテルなどの宿泊施設で療養している人は全国で1万9937人で前の週より1907人増え、1か月前のおよそ2.4倍になりました。

また、入院が必要と判断されたものの受け入れ先を調整中の人は全国で2802人で、前の週のおよそ1.5倍、1か月前と比べるとおよそ4.9倍となっています。

▼兵庫県では862人、▼香川県では473人、▼熊本県では408人、▼東京都では372人、などとなっています。

NHKニュース
2021年8月28日 0時29分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210827/k10013228161000.html