愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名事件で、活動団体が、計六千万円近くを活動に支出していたことが関係者への取材で分かった。活動終了後の昨年十二月中旬には会長を務める美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長から計千二百万円を借入金として受け取り、収入不足を補った。

 活動団体は「政治団体」として設立しており、近く愛知県選管に政治資金収支報告書を提出する。
 関係者によると、支出のうち、...

中日新聞
2021年3月29日 16時00分
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