今の野党は、人々の生活にかかわる問題、主に経済政策でアベノミクスに対抗するものを提案できていない。
だから、太郎はそれを何とかやろうとしている。実は(れいわの公約は)太郎が作った政策ではない。
鳩山(由紀夫)さんや経済学者の植草(一秀)さんがやっている「オールジャパン平和と共生」というグループがあって、
基本はそこの運営委員会で煮詰めた案なんです。

あの案は太郎にだけじゃなくて、立憲民主党や国民民主党の幹部にも、
「政権を取るためには、これでまとまれ」と昨年から提案している。
最低賃金1500円にしたって、奨学金チャラにしたって、どこの党にも提案している。
れいわだけが、(公約として)ほぼ丸のみしてくれた。

斎藤まさし
菅直人の衆議院議員初当選(1980年)の選挙を手伝い、
以来40年間、数々の選挙に関わってきた市民運動家で選挙ボランティアの齋藤まさし。
2009年の民主党による政権交代にも関わり、れいわ新選組代表の山本太郎の初当選をお膳立てした。
(2015年の静岡市長選で公職選挙法違反で有罪となり、現在は公民権停止中の立場)

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/-19804020092015-6-115-20121010tpp-1_2.php