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2019/02/20(水) 11:25:19.45ID:FTBlcpCf918日の衆院予算委の集中審議で、酒光一章元政策統括官が、ようやく登場。本来、厚労省が全数調査すべき都内の500人以上の事業者への不正な抽出調査について、17年冬ごろに部下から報告を受けた“キーマン”のはずが、「抽出調査が行われているのはたまたま聞いた」とスットボケ。なぜ1月からデータ補正が行われたかについても、「私は全く分からない」とゼロ回答だった。
酒光氏の後任の大西康之前統括官は8日の衆院予算委で、昨年7月の就任時に「抽出調査もデータ補正も知らなかった」と答弁。不自然なデータ補正を知り得た立場のキーマン2人が、共に知らぬ存ぜぬなのだから統計不正の闇は深まるばかりだ。
そこで、さらに新たなキーマンとして浮上してきたのが、酒光氏に不正な抽出調査を報告した石原典明雇用・賃金福祉統計室長(当時)だ。実は、予算委初日の4日から既に野党は大西、酒光、石原3氏の招致を求めていた。与党も同意して一気に全員を呼べば、解明はもっと早く済むはずだ。それを、もったいぶってチョロチョロと出すから、時間もかかり、国民のモヤモヤ感も増すのである。
一方、毎勤の調査対象事業所の変更を巡り、15年3月末、厚労省職員に「問題意識」を伝えた当時の中江元哉首相秘書官(現・財務 省関税局長)は15日に続き、18日も出席。野党に問題意識の伝達は官邸の指示か、圧力じゃないかと追及されたが、「私個人の考えを話した。安倍首相の指示ではない」と言い張った。この問題でも、当時、中江氏と接触した厚労省職員の招致を与党は見送りだ。
「15年当時、調査手法の変更に関する厚労省内の検討会で、政府の意に反し『変更の必要はない』と中間報告をまとめた阿部正浩座長についても、与党は招致に応じていません。余計な発言をされると困るからなのでしょうか」(永田町関係者)
2につづく
日刊ゲンダイ
2019/02/19
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