亡くなった赤木春恵は
出撃直前の特攻隊員のための
慰問もした。
そして証言している。
慰問の園芸を見ても特攻隊員は
泣くところで泣かず
笑うところで笑わず
拍手するところで拍手せず
シーンとしていたと。
百田尚樹『永遠の0』428頁には次のように書いてある。
「特攻隊員の中には、隊員に選ばれて、取り乱すような男は一人もいなかった。
 もちろん、出撃に際して泣きわめくような男もいなかった。
 彼らの多くは、出撃前に笑顔さえ浮かべる者もいた。
 痩せ我慢などではない。
 すでに心は澄みきっていたのだ」
百田は本を書くにあたって
赤木春恵にせよとは言わぬが
確かな取材・勉強といえるものを
しているのだろうか。