3/8(木) 18:12配信
朝日新聞デジタル

■志位和夫・共産党委員長(発言録)

 (森友学園への国有地売却問題で)国会に公式に提出された文書が改ざんされていたとなると、国会審議は成り立たない。野党が審議拒否しているのではない。政府与党が国会のまともな審議の前提を壊している。

 公文書改ざんで疑惑を覆い隠すという問題は戦後記憶にない。戦後初めてと言っていい深刻な疑惑が今、提起されている。事実とすれば、内閣総辞職に値する深刻な問題だ。公文書の偽造となれば、刑事犯罪になる可能性も大いにある。

 この問題は日本の民主主義にとって絶対に引けない、徹底的に追及する必要がある問題だ。

 ロッキード事件のときは、司法の解明と国政調査権(の活用)が車の両輪になった。司法と国会の究明が、お互いに矛盾することはない。それぞれ解明することがそれぞれの解明を促す。司法の捜査を理由に(説明を拒否)することは、絶対に成り立たない。それはロッキード以来の国会の歴史が証明している。(国会内の記者会見で)

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