0001sage(しうまい)2021/08/08(日) 03:44:43.22ID:eIRt/Ebp
侑「へっくち」
歩夢「風邪?」
侑「ううん、ただちょっと寒いだけ」
歩夢「おうち戻ろっか」
侑「うん」
歩夢「おうち帰ったらあったかミルクティー飲もうね」
侑「うぅ...手先が冷える」
歩夢「手、繋ごっか」
侑「うん」
ミルクティー「トポトポ」
侑「ありがとう」
侑「あったかい。こうやってカップに手当ててるだけで温まってくる」
侑「ごくごく。歩夢、ありがとう」
歩夢「どういたしまして」
歩夢「お風呂沸いてるけどどうする?」
侑「入っていいの?」
歩夢「うん」
侑「ならさ…2人で一緒に入らない?」
歩夢「...///」
歩夢「もうちろん」
こうの後お風呂でゆうぽむした
おしまい
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♡@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ♨⎛(V◜ᴗ◝„Vɔ⎞♡
歩夢「んっ...」
歩夢「...寝れない」
歩夢「今は...ってスマホ見ちゃダメだよね。水でも飲んでこよう」
歩夢「はぁ...」テクテク
歩夢「んっ、んっ」ごくごく
歩夢「あ...カーテンの隙間から光が漏れてる」
歩夢「こんなに夜も遅いし、自然光だから、月の光?」
歩夢「ベランダ出てみよう」ガラガラ
歩夢「わぁ....」
歩夢「綺麗な月」
カラカラ...
歩夢「!?」
「月おっきい!」
歩夢「侑...ちゃん?」
侑「おわっ!?歩夢も起きてたの!?」
歩夢「侑ちゃん声大きすぎ!」
侑「ごめんごめん」
歩夢「私寝れなくて、月に誘われて外見てた」
侑「私は課題が煮詰まっちゃってさ」
歩夢「侑ちゃん大丈夫?頑張ることも時には大切だけど、体を労ってね」
侑「今日はもうちょっとで終わるはずだから大丈夫大丈夫!」
歩夢「心配だよぉ」
侑「んー、外の空気も吸えたし、月も見れて満足満足」
侑「ねえ、月ってさ地球の双子星だったらしいよ」
侑「昔はもっと近くにあったらしいけど、今は逆で火星の方に遠ざかってるんだって」
歩夢「侑ちゃんからそんな蘊蓄が聞けるなんて。明日は雨かも」
侑「もう、揶揄わないでよ!」
侑「太陽は情熱に喩えられるでしょ?じゃあ月は何かなって考えた時に」
侑「昔は地球と仲がよかったのにどんどん離れていく。双子星なのに。だから、悲恋とか、悲しみなのかなって」
侑「今日ね、作曲課題が出ててね、月がテーマだったの」
侑「だから、ほんのちょっぴり寂しい気持ちをいれられたらなぁって思って」
歩夢「寂しい、ね...その気持ちはよくわかるよ」
歩夢「いつか月も見れなくなっちゃう時が来るのかな」
侑「それは安心して!月が火星とくっつく前に太陽が寿命を迎えるから!」
侑「ドッカーンって!40億年後に何もかも消えちゃうの!」
歩夢「ははは、いい雰囲気ぶち壊しだね」
侑「そうだ、せっかくだから歩夢にもデモテープ聞かせてあげる」
侑「もうちょっとこっち来て。イヤホン片方だけ当ててみて」
スマホ「ポロンポロン」
歩夢「(侑ちゃんのスマホから流れるピアノの音色はとても悲しげで、だけどもさっぱりとしたメロディだった)」
歩夢「ちょっと悲しさもあるけど、ほんのり力強さも感じた」
侑「月は地球と結局は破局しちゃうんだけど、それで終わりじゃなくて、そんなのを吹っ切れて新たな一歩を踏み出すんだ」
侑「そんな事意識してみたんだけど、伝わったみたいでよかった!」
歩夢「ねえ、もっと聴きたくなっちゃった」
侑「そう言って貰えると照れるなぁ...」
侑「じゃあ次は....」
歩夢「課題頑張ってね」
侑「うん」ガラガラ
侑「さて、気合い入れて行きますか!」ヘッドホン装備
侑「(さっきの月の話ちょっとだけ私達の関係に似てるなって)」ポロロン
侑「(でも、私はカタストロフを迎える前に、ちゃんと新たな一歩を踏む出すことができた」
侑「あの時は言えなかったけど、月って乙女にも喩えられるんだ」
侑「月の様にお淑やかで、毎日見守ってくれる人」
侑「だから、これは歩夢に捧げる曲」
侑「明日もっと聞かせてあげるからね。待っててね」
おしまい
即席で書くのは難しいですね
@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ロマンチックだね
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ でも私たちはずっと離れないよ
侑「はぁ〜…こたつ最高…やっぱり冬と言えばこれだよねぇ…」
歩夢「侑ちゃん、ちょっとくつろぎ過ぎじゃない?」
侑「えぇ〜?そんな事無いよ?」
歩夢「そんな事あると思うけど…侑ちゃんってば、昔からこたつが大好きなんだから」
侑「まぁまぁ、昔の事は別にいいでしょ?…ほら、こたつ、歩夢も入りなよ」ポンポン
歩夢「…うん。それじゃあ、失礼しますっ」
ゴソゴソ
侑「…歩夢?どうして私の隣に入るの?ちょっと狭くない?」
歩夢「だって、侑ちゃんの隣に居たかったから…」
歩夢「…駄目だった?」
侑「…別に駄目って訳じゃないけど」
歩夢「それに、侑ちゃんだって私が入るスペースを空けてくれてたでしょ?」
侑「…だって歩夢、昔から私の隣に入りたがってたじゃん。だからだよ」
歩夢「うん。だって私は、侑ちゃんの隣にいる時が1番幸せだもの」
歩夢「こういう時だって、それは同じだよ。侑ちゃんの隣に居たい。侑ちゃんの1番近くにいたい」
侑「……」
歩夢「どれだけ大きくなっても、大切なものが増えても、それだけは変わらない」
歩夢「…あの時、侑ちゃんが私に教えてくれた事だよ」
侑「…そっか」
歩夢「…うん」
侑「……」
歩夢「……」
侑「大げさだなぁ、歩夢は」
歩夢「侑ちゃん?」
侑「こたつに入るぐらいでさ。そんな風に考えちゃうんだ」
歩夢「…変、かな?」
侑「んーん。そういう所も可愛いなって」
歩夢「…うん」
侑「……」
歩夢「……」
侑「…」ギュウ
歩夢「侑、ちゃん…?」
侑「こっちの方が暖まるでしょ?」
歩夢「…そうだね」
侑「…」ギュウ
歩夢「…暖かいね、侑ちゃん」ギュ
侑「…うん」
@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ 侑ちゃんの隣は身も心も温まるね
2人で選ぶ時もわざと少し小さ目のコタツを選んでそう
もうすぐ完走だから次スレを立ててみますね
たくさん書いてくれて本当にありがとう
くっついてみかんを食べさせあいっこしてそう
次スレありがとう
>>990
次スレありがとう
ここまでゆうぽむあなぽむSS書いてくれた人たちも本当にありがとう @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
//\ ̄(;;゚;;) ̄\
// ※ \ ___.\
\\ ※ ※ ヽ
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つ と
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