キスってこれであってる?
変だと思われてないかしら……
でも、ルビィの唇……凄く柔らかくてとろけちゃいそう。
善子「……んっ」スッ
ルビィ「……あっ」
善子「……ど、どうだった?」
ルビィ「えっ……?」
うぅ……
なんてダサい質問してんのよ私……
善子「ごっごめん……なんでもない」
ルビィ「よかったよ……すごく……」
善子「えっ?」
ルビィ「好きな人とキス出来て……凄く気持ちよかった」
善子「好き?」
ルビィ……私の事好きなの?
そういう好きだったの?ルビィは?
いや……まさかね……
ルビィ「次は……どうする?」
善子「えっ?えぇっと……」
善子「じゃあ……お互い裸に……」
ルビィ「ぬ、脱ぐの?」
善子「い、嫌なら別に……」
ルビィ「ううん……嫌じゃない……でも、ルビィの体……貧相だし」
善子「そんな事ないわよ。私、ルビィの体見たいもの……」
ルビィ「えっ……」
善子「あっ……えぇっと変な意味じゃなくて……」
ルビィ「……」
善子「いや、変な意味なんだけど……」
ルビィ「見たい……の?」
善子「……っ」コクッ
ルビィ「そ、そう……じゃあ……脱ぐね?」
そう言ってゆっくりと身につけたものを払っていく。
可愛いカーディガンもその下のシャツも……
私を惑わせてたスカートも膝上まであるニーソックスも脱いでいって、
ブラジャーとパンツだけの姿になっちゃった。
その間に私も自分の衣服を脱いで同じ格好になる。
ルビィはかなり恥ずかしそうにブラのホックを外して、こちらを見てきていた。
ルビィ「うぅ……」
善子「ルビィ……?」
ルビィ「本当に見たい?善子ちゃんよりないよ?ルビィ……」
善子「そんなの気にしないで……私、ルビィのが見たいの……」
ルビィ「ルビィのが……?」
善子「えぇ」
ルビィ「うぅっ……じゃあ……善子ちゃんが取って……これ」
善子「私が?」
ルビィ「……」コクッ
善子「わかったわ」
もう後は取り払うだけになったルビィのブラジャーに手をかける。
ルビィは目に涙を浮かべてとても恥ずかしそうだった。
善子「取るわよ?」
ルビィ「……」コクッ
ブラを外すと、そこには綺麗な桜色の乳頭があって……
興奮してるからか凄くプックリしてる。
体型もほどよく肉がついていて、あばら骨が見えないくらいにはなっていたの。
といっても余分な脂肪はついてなくて理想的な体型だった。
ルビィって小さくて軽いから痩せすぎてたりしないかちょっと心配だったけど、凄く健康的な体つきをしてるのね。
ルビィ「あんまり見ないでよぉ……」
善子「あっ……ごめんなさいね……」
ルビィ「うぅ……次は善子ちゃんだよ」
善子「えっ?」
ルビィ「ブラジャー……」
善子「あぁ……私の番ね……」
ルビィに促されて自分のブラジャーを外す。
あまり羞恥がないのは先にルビィのを見たのと、それより先にもっと恥ずかしい物を見られて、更に今もそれを平然と出してるからかしら。
ルビィ「……やっぱり善子ちゃんの方が」
善子「ルビィ」
ルビィが何を言いたいのかわかったからベットに優しく押し倒して、胸にキスする。
ルビィ「っ!」ビクッ
善子「ルビィも綺麗よ?とっても可愛くて……ずっと触ってたいくらい」
そう言って、フェザータッチって言うのかしら?
微かに指先が触れる距離でくすぐるみたいにルビィの胸を可愛がってあげた。
ルビィ「あっ!ちょっと、善子ちゃん……!」ビクッ
ルビィ、胸弱いんだ……
やっぱり小さいとそれだけ敏感なのかしら?
善子「ルビィ……」
ルビィ「うぅ……」
善子「下も脱がすわよ?」
ルビィ「っ……」
善子「……イヤ?」
ルビィ「聞かないでぇ……」
善子「……いいのね?」
ルビィ「……」コクッ
この子が頷くのを合図に、ゆっくりとパンツを下ろしていく。
ルビィのそこには何も生えてなくて、触るとぷにぷにとしてそうな入り口があるだけだった。
善子「ルビィ……可愛い……」
ルビィ「っ……やだぁ……」
あぁ、早くここに入れたい……
ルビィの中に入りたい……
善子「ねぇ……今度は二人でつけましょう?」
体は今すぐにでも、この子を犯したがってた……
でも、そんな一時の快楽に流されちゃダメだから冷静を装いつつ、ちゃんとその行為の準備をする。
ルビィ「……うん、いいよ」
善子「説明書とかないの?」
ルビィ「わかんない……よく見てないから……」
善子「さっき失敗したのは?」
ルビィ「あれはもう使っちゃダメだと思う……かかっちゃったから……」
善子「じゃあ新しく出すわね」
ルビィ「ごめんね……1つ無駄にしちゃって」
善子「えっ?良いわよ別に」
ルビィ「でも……」
善子「ふふ、変なこと気にするのね、ルビィって」ナデナデ
ルビィ「?」
新しいゴムを出して、ついでに箱を覗くと奥に小さな紙が入ってた。
善子「あるわね、説明書」
そのサイズ通り情報量が少なくて、それを見てもイマイチわかんなかったけど……
ふーん、裏表があるんだ。
善子「えっと……こっちが表だから……」
裏表に気を付けて、自分の先端に被せるようにゴムを当てる。
善子「このまま下に下ろせば良いの?」
ルビィ「うん……たぶん……」
ゴムを全体に被せるため下ろそうとするけど中々上手く下ろせない。
善子「っ……きっつ」
ルビィ「サイズ……あってないのかな……」
善子「えっ?一番大きいの買ったはずよ」
ルビィ「なら……使う前に軽く伸ばした方が……いいのかも……」
善子「本当?」
ルビィ「わかんない……」
善子「ルビィも手伝って」
ルビィ「うん……」
本来、どうやってつけるのが正解なのかしら?
まさか一人で付けれるようには出来てないの?
ルビィに押さえてもらったり、一緒せーので下ろしたりして、
なんとか二人がかりでつけれたけど、
世の中のカップルがこんなダサいやり取りをしてるとは到底思えない。
だから、多分間違いなのよね。
ルビィ「付けれたね……」
善子「そうね……」
ルビィ「……」
善子「……」
お互いに手がヌルヌルしてるのを少し気にしながら見つめ合う。
善子「じゃあ……」
ルビィ「うん……」
やっとルビィと出来るんだ……
最初は葛藤してた気もするけど、いろんな事がありすぎてそういうのも薄れちゃった。
だって、こんな事するって事はルビィもしたいのよね?
だから、大丈夫よ……きっと……
こんな思考回路、本当に私のものなのかしら……
私の中の悪魔が囁いてるだけじゃない?
でも……もう抑えきれないの……
だから、ごめんねルビィ。
善子「するわよ?」
ルビィ「うん」
ルビィがそう言うのを合図に、この子の入り口に自分のをあてがう。
善子「いくわね……?」
ルビィ「うん……」
ゆっくりと傷付けないように、中へ入れていく……
付けたゴムのおかげかしら、ヌルヌルしてるから入り口は滑るように入っていった。
でも、頭の部分が全部入ってからは拒まれてるみたいに前に進めなくなったの。
キツい……やっぱり初めてだから?
もっとルビィの中に入れたいと思う気持ちが私を焦らせる。
でも、これ以上奥に入れるのが、
この子を傷付けそうで怖いという気持ちもあるから中々奥に進めない。
善子「っ……」
やっぱり止めようかしら……
だって、私がこんなに怖いんだったらルビィはもっと……
ルビィ「よ、よしこちゃん……」
善子「どうしたの?痛い?なら、すぐやめるわ」
ルビィ「待って……」ギュッ
善子「ルビィ?」
ルビィ「へーきだから……続けて?」
善子「でも……」
ルビィ「お願い……」
善子「っ……」
なんで、あんたがお願いすんのよ……
こんなの私がもたらした事じゃない……
勝手に友達に発情して、本当に最低。
でも、ルビィとしたいっていう気持ちが私を無意識に奥へともたらして行く。
ごめんね……ルビィ。
ルビィ「……っ」ビクッ
善子「っ!」
あぁ、やっぱり痛いわよね……
ルビィ、苦痛に少し顔を歪めてるもの。
どうしようルビィを傷付けてる……
こんなのダメよ。
怖い……
なのに苦しそうなルビィを見て、悪魔の逸物はもっと苦痛を与えようと大きく硬く膨れ上がっていくの。
なんで興奮してんのよ……
ルビィがこんなに苦しんでるのに……
やっぱり最低だわ。
ルビィ「っ……」
善子「ルビィ!大丈夫?」
やっぱりやめた方が……
ルビィ「いいか……ら……入れて……?」
善子「えっ……?」
ルビィ「よし…こ……ちゃんの全部……ほしい…から…」
善子「ルビィ……」
ルビィが引き寄せてくるから、もっと奥へと入っていく。
ブチブチと肉を裂くような感触が伝わってきて、今すぐにでも抜きたくなるけど、
私の中の悪魔はそれを許さなくて、どんどんどんどん奥へと入っていっちゃうの……
そして……
善子「あっ……」
全部、入っちゃった……ルビィの中に……
善子「ル、ルビィ……」
ルビィ「っ……へーきっ……だよ?」
善子「ごめんね?ルビィ……苦しいでしょ?」
ルビィ「善子ちゃんも……苦しそうだよ……?」
善子「そんな……私より……」
ルビィ「ねぇ善子ちゃん……」ギュッ……
善子「なに?」
ルビィ「ルビィで……気持ちよくなって?」
善子「なっ……」ドキッ
ルビィ「なって……欲しいの……」
なんて恥ずかしい事言ってんのよ……!
ルビィ「ね……善子ちゃん……」
善子「ルビィ……」
そんな事、言われたら……
もうどうなるかわかんないわよ。
善子「ゆっくりしましょ?ね?」
ルビィ「うん……」
なんとか冷静を装うけど……
今すぐにでもルビィを滅茶苦茶にしたくなる……
この子を犯して……
その可愛い胸や小さな口も、
これで乱暴に汚したいって思っちゃってる。
そんな最低な事したくないのに……
善子「ゆっくり動くわね……」
ルビィ「っ……」
だからそれに抗うように、ゆっくりとルビィを傷付けないよう快楽を求めたの。
善子「へーき?」
ルビィ「うん……へーき……」
とてもそうとは思えない。
だって、顔が引きつってるもの……
痛いんだわ、やっぱり……
善子「ちょっと休憩する……?」
ルビィ「いい……気遣わないで……」
善子「そんな……ルビィに酷いことしたくないの……私……」
ルビィ「大丈夫だから……」
善子「でもっ……」
ルビィ「大丈夫。……だから、善子ちゃんの……気持ち良い顔見せて……?」
善子「っ……もう!またそんな事言って!」
ルビィ「お願い……」
またお願い……
なんで、あんたがするのよ……そんなお願い。
善子「もう、どうなっても知らないわよ!」
ルビィ「うん……いいよ……ルビィの事……」
ルビィ「滅茶苦茶にして?」
あっ……もうダメ……
制御できないわ、こんなの……
善子「ルビィ!」
ルビィ「っ……」
ルビィの中に入ってた自分の一部を少し引き抜いて、また奥まで挿していく。
善子「痛かったらすぐ言うのよ」
ルビィ「うん……!」
それを何度も繰り返して、でもあんまり激しくしないように最低限の理性を保ちながら、
普段自分の手でしてるような行為をルビィの体で行う。
こんな事、思いたくないのに何だかルビィを自分を慰める性具みたいに使ってる気がして、
それに嫌悪感と背徳感を抱くけど快楽に混ぜ合わされて興奮材料になっちゃうの……
下の方の……結合部分を見ると自分のがルビィの中を出入りしていて、それを見て自分はとんでもないことをしてるんだって改めて実感する。
こんな事、友達にしてるなんて……最低……
最低最低最低、そんな言葉を自分の中で繰り返すけど、
その言葉でリズムでもとるみたいに腰は独りでに動き続ける。
今、行われてる行為は、
凄く冒涜的な行いで、こんな行為に及んでる自分に酷く吐き気がしてきちゃう。
なんでこんな事してるの……
性欲なんかに囚われて大事な友達と……
えっちするなんて……
善子「……っ」
ルビィ「善子ちゃん……?」
善子「私……やっぱり……」
こんなのダメ……
そう思ってるのに腰は全然止まってくれない。
善子「ごめんね……ルビィ……」
ルビィ「……なんで謝るの?」
善子「私……ルビィにとんでもないこと……」
ルビィ「ねぇ……善子ちゃん……」
善子「……?」
ルビィ「っ……ルビィね?ずっと善子ちゃんの事……好きだったよ?」
善子「えっ?」
ルビィ「皆の前で自己紹介してた時から……ずっと……一目惚れだったの」
善子「うそ……」
ルビィ「だから……善子ちゃんだけじゃないんだよ?ルビィもたまにね?そういう目で善子ちゃんを見てたから……」
善子「うそよ……そんな」
ルビィ「本当だよ?だってこんなに興奮してるもん……今のルビィ……」
そう言って自分の胸に私の手を引き寄せてきた。
善子「凄く……ドキドキしてる……」
ルビィ「伝わった?……ルビィの気持ち……」
善子「……ルビィ」
ルビィ「ルビィね?善子ちゃん事が今日までずっと好きで……これからもずっと好きだよ……」
ルビィ「最初ね?その体の事告白してくれた時、半信半疑だったの」
ルビィ「だから、今日……初めて善子ちゃんの体を見て……本当だったんだってショックだった」
ルビィ「でもね……ルビィで満たせてあげれるならって思ったんだ……」
ルビィ「それは……善子ちゃんの体が……こうなってて良かったなんて思ってないよ……?」
ルビィ「善子ちゃんの辛さ……ルビィにはわからないけど……」
ルビィ「きっとその体のせいでたくさん辛い思いや苦しい思いをしたと思う……」
ルビィ「……でも、もしルビィで……そんな思いが少しでも消せるなら……」
ルビィ「たくさん幸せになってくれるなら……」
ルビィ「その体も悪くないって思えるなら……」
ルビィ「たくさんルビィを……使って欲しいなって思ったの……」
善子「……ルビィ」
ルビィ「だから……」
善子「道具みたいな言い方しないで……」
ルビィ「えっ?」
善子「ルビィは私の大事な人なの」
ルビィ「……大事?」
善子「だから、一緒に気持ちよくなりましょう」
ルビィ「えっ……?」
腰の動きを出来るだけゆっくりにしながら、ルビィの胸を触る。
ルビィ「ひゃっ……!」
外側からくすぐるみたいに先端まで指を滑らせていって、
そして先っぽを優しく弄っていく。
ルビィ「やっ!……だめぇ!」
そうすると私を受け入れてる部分がキュッて締まっていくの。
気持ち良かったのかしら。
善子「もっと気持ち良くしてあげる」
そう言って、ルビィの胸の……
桜色のぷっくり膨らんだ部分を口づけするみたいに優しく唇で触れて、ゆっくり口に含みながら痛くないよう吸っていく。
ルビィ「んっ……いやぁ……!」
挿入しながらやってるから少し体勢が苦しいけど、ルビィの中は快楽を表すみたいに締まっていくの。
それは中に入った私の一部を追いやるためじゃなくて、引き寄せるみたいに締まっていく。
今、お互いが本当に求めてる性交を行ってるんだと思って、さっきまでの嫌悪感とかは晴れていった。
相変わらず背徳感はあったけど、これは別に悪い感情じゃないのよね?
ルビィの中が相変わらずキツく絞めてくるから、ゆっくりでも十分な……
むしろ、ゆっくりしてるからこそジンとした快楽に溺れていく。
ルビィも同じかしら……
善子「気持ち良い?ルビィ」
ルビィ「ひゃっ……気持ち……良い……」
善子「っ……本当?」
ルビィ「うん……凄く……幸せだよ……」
善子「……私もよ」
もっとしていたいけど……
でも、私の体はもう頂点に達しつつあったの。
善子「ごめん……ルビィ……そろそろ」
ルビィ「いいよ……気持ち良くなって?」
善子「一緒にいきたいのに……」
ルビィ「それはまだ難しいよ」
そう言ってルビィは「えへへ」って笑うの……
さっきまで、冒涜的とまで感じてたのに……
そんな笑みが溢れるから、今は普通のカップルが幸せに愛し合ってるようにしか思えなくて、
凄く幸せな気持ちに落ちていく。
この日のために、こんな体で産まれて来たのかしら?
だとしたら……
自分の体が少しだけ好きになれた気になる……
ルビィ「善子ちゃん……お願いきいて?」
善子「えっ……なに?」
ルビィ「いくとき……キスして……ルビィの事おもいっきり抱き締めて……?」
善子「っ……そんなの言われなくても……するつもりだったわよ」
ルビィ「本当?」
善子「でも、思ってた以上にルビィの事……強く抱き締めてあげるから……覚悟しなさい」
ルビィ「うん……たくさん抱き締めて……」
善子「ルビィ……!」
あっ、もういっちゃいそう……
普段自分でしてる時は、
寸前の時、激しくしちゃうんだけど、
今は一人でする行為じゃないから出来るだけゆっくり動かしていく。
思いっきり動きたいのを我慢して、ゆっくりとペースを変えずに動かすの。
そうすると優しい刺激で絶頂を迎えたせいで、頭の中に電気がバチバチ走ったような感覚がしてクラクラする。
もっとその優しい刺激が欲しくて、出しながら腰をゆっくり動かし続けるの。
ルビィの体を抱き寄せて、大人のキスをしながら。
ゴムの中では熱い液体が溜まってくのが先端越しに伝わってくる。
その液体はルビィの中に入り込みたくて……
でも、それが叶わないから足掻くみたいに、
ゴムの中でただ蠢いてるような、そんな感覚がしたの。
妙に生々しい感覚にその部分はやっぱり悪魔の一部なんじゃないかと思ったけど、これ以降そんな感覚に陥った事はないから……
きっと、この天使がもたらしてくれた絶頂で私の中の悪魔が払われたのかしらね。
いった後、興奮は少し冷めるかなって思ったけど全然冷めなくて、
もっとルビィとしたいと思っちゃった。
でもそれは、前みたいな下半身だけの要望じゃなくて、
私の頭がこの子ともっと愛し合いたいって思ったから。
犯したいとか汚したいみたいな感情じゃなくて、この子を気持ち良くしたいとか一緒に気持ち良くなりたいとかそんな感情になったからなの。
だから、もう自己嫌悪に悩まされる事もなく、
この子と純粋に愛し合えた。
男とか女とかじゃなくて人として、この子と愛し合う事が出来たのよ。
ルビィ「善子ちゃん……」
善子「ルビィ……」
ルビィ「よかった……?」
善子「うん……私ね?今、凄く幸せ……」
ルビィ「本当?」
善子「えぇ」
ルビィ「嬉しい……」
善子「ルビィ……」
ルビィ「なに?」
善子「ありがと」
ルビィ「ううん、ルビィもありがとう」
善子「なんで、あんたがお礼いうのよ」
ルビィ「だってルビィも幸せにしてもらったから……」
善子「本当……?」
ルビィ「うん!」
善子「そっか」
ルビィ「ねぇ?」
善子「なに?」
ルビィ「ルビィとお付き合いしてくれる?」
善子「それは恋人になるって事?」
ルビィ「うん」
善子「……また順番がおかしいわね」
ルビィ「うん……」
善子「それにルビィが言うことじゃないでしょ」
ルビィ「えっ?」
善子「ルビィ」
ルビィ「なに?」
善子「私とお付き合いして?」
ルビィ「……」
善子「恋人になってくれるかしら?」
ルビィ「……うん」
善子「本当?」
ルビィ「うん、善子ちゃんと恋人になりたい」
善子「そう」
ルビィ「えへへ……」ウルッ
善子「どうしたの?」
ルビィ「今……凄く幸せで……」
善子「そう……」ギュッ
ルビィ「あっ……」
善子「なら、もっと幸せにしてあげるから」
ルビィ「本当?」
善子「えぇ、覚悟しなさい」
ルビィ「……うん」
善子「……」
ルビィ「ルビィもね?」
善子「……?」
ルビィ「善子ちゃんの事、幸せにするから」
善子「ルビィ……」
ルビィ「覚悟しててね……?」
善子「えぇ」
ルビィ「えへへ」
善子「ふふっ」
この子と恋人として人生を歩めるのが嬉しくて仕方がない。
きっとこれからたくさんの幸せが、待ってるから……
それが楽しみで仕方がないの。
でも、今は二人で静かに寄り添いながら、
未来に胸をときめかせながら窓から星空を見上げる。
言葉は交わさなくても見えるそこに幸せな未来を描きながら、一緒に眠りについたの。
初めてを共にした朝はきっと凄く恥ずかしくて、先に起きた方は気まずかったりするんだろうけど。
そんな恥ずかしさも幸せの一部として、静かに期待しながら眠ったの。
またこの子に会うために眠りについたのよ。
Fin
えっっっっっっっっろ……………………
おつやで ふたなりよしルビはいいぞ
0051名無しで叶える物語(やわらか銀行)2018/08/16(木) 15:22:51.13ID:8ra7oCrx
初々しい感じがなんというか最高でした
0053名無しで叶える物語(プーアル茶)2018/08/16(木) 15:48:37.09ID:E1YuS3kS
えっろ!
0057名無しで叶える物語(笑)2018/08/16(木) 15:56:07.64ID:d5dwYu+m
ちゃんとコンドームするのね
女の子同士でも妊娠する世界
0059名無しで叶える物語(やわらか銀行)2018/08/16(木) 17:02:34.23ID:EYdFvZYb
なるほど
ふたなり苦手意識あったけどこれはいいものだと思いました
0061名無しで叶える物語(庭)2018/08/16(木) 17:12:58.07ID:Wcd44JpB
これはもうえっろとかではなく
耽美
|c||^.- ^|| ですわ
お互いがお互いを探り探りで気遣いあっててよしルビほんとすき
♡とか擬音に頼らないエチエチさが好き
官能小説みたいなわざとらしい描写もなくて最後まで読めた
|c||^.- ^||👍
0065名無しで叶える物語(庭)2018/08/16(木) 19:37:25.41ID:0kVto2k+
スレタイでらっきょうかと思ったら
がっかりだよ!!!!!!!
0068名無しで叶える物語(やわらか銀行)2018/08/16(木) 21:47:38.11ID:bNzIrwVF
こういう露骨なエロ描写はせずに心理描写の方を重視するSS好き
素晴らしいよしルビだった、乙
情事の描写や内情の書き方、会話のやり取りがとても丁寧で凄く感心してしまう
乙乙おつ……!よしルビ最高ずら
0073名無しで叶える物語(庭)2018/08/17(金) 19:53:22.55ID:3mbgphwL
平然と生えてるんじゃなくてそこに葛藤があるのが良いと思いました
>>66
辿ってみたら子羊を狂わすルビィちゃんと同じ作者なのね
すごいな