>>949
逸話を見てもナポレオン本人に強烈なカリスマ性があったであろう事は間違いないだろうから
そのカリスマに当てられちゃった人なら損得抜きでついていくのもおかしくないだろう
付いていったとは言え>>950を見る限りポーランド兵の多数って訳でもなかったようだし ポーランド騎兵部隊はロイヤル・スコッツ・グレイズとその指揮官ウィリアム・ポンソンビー将軍を滅多刺しにして撃破するという大戦功を立てている
ポーランド騎兵達は意味不明な奇声をあげながらポンソンビー将軍に襲いかかって多数の槍で滅多刺しにしていった
ポンソンビー将軍の遺体には多数の槍で滅多刺しにされた跡が残ってさながらスプラッタ状態だったという
そしてロイヤル・スコッツ・グレイズの救援に駆けつけた騎兵連隊にも襲いかかって槍で滅多刺しにした
あまりの凄惨さにイギリス軍は「あれが地獄の闘牛士だ！ポーランドの悪魔に滅多刺しにされるぞ！」と恐慌状態になったという
0954名無しんぼ＠お腹いっぱい2022/11/03(木) 05:21:37.76ID:1zcg2CGz0
急にいい人化してるスルトどころか
散々クソみたいに書かれたジェロームまでグルーシー呼び戻すの進言しててワロタ
そしてそれを拒否するナポレオン
>>954
ジェロームが情報を仕入れてグルーシーを呼び戻すよう進言したのはれっきとした史実だから仕方ない
ただこの後、ジェロームとスルトは盛大にやらかすことになるけど
ジェロームの上官のレイユも含めて ボロジノも似たような物だったな
体調悪化が判断にも悪影響したって
石田三成も関ケ原で激しい腹痛に悩まされていて
負けた捕まった時に「柿は丹（下腹部）の毒（これ以上腹が壊れたら切腹時に見苦しいからイラネ）」と言って断ったら
「柿は痰の毒」とアホに誤解されたまま後世に伝わると言う悲劇
むしろ柿は咳やぜんそくに効くから痰には良いのに、間違えて伝えた庶民の知識のなさよ
0960名無しんぼ＠お腹いっぱい2022/11/03(木) 14:36:55.09ID:Y8DmiP8O0
もし体調が万全だったらワーテルロー勝てたのかな？でもその後2戦目とかされたら兵力的にヤバそう
さもベルティエが居れば勝てたかのようには思えないな
ロシア遠征より結構前の頃から行軍の手配などでミスが目立ったとも言うし
敗戦の要因の一つとしてナポレオンが陣頭指揮取れなかったというのはあるだろうが
体調不良はロシア遠征の頃から見られた訳だし
もしワーテルローで勝てても別のタイミングで同じ事は起こりうる事を考えると
体調が復調しないままで復帰はタイミング的に早かったか
むしろ判官贔屓なんだよな
体調不良でなければ負けなかったって
いまちょうど七十年のガダルカナルも典型だよな
アメリカ軍も穴だらけだったしタイミング次第ではどうなっていたか分からない
そもそもロシア遠征で国力落としてるし戦略レベルで既に負けてるからスルトやネイ、ナポレオンのミスの議論はいつも不毛に感じてしまう
約一年間の王政復古の時に対仏大同盟が逆にフランス王国の同盟国になって支援が始まってるからフランスの国力は回復してる
大量に失ってナポレオン時代にはもう回復しないと思われていた馬も海外から購入できて騎兵戦力は完全に復帰してた
ロシアからは遠征で捕らえられた5万人以上の歴戦の大陸軍将兵の捕虜が返還されてフランスに帰ってこれた
意外にもタレイランは百日天下のナポレオンに協力すればよかったと生涯にわたって悔やんでいたのな
そしてナポレオンあってこその自分だったのに協力しなかったのは愚かだったとまで書き残している
ルイ18世とかいう聳え立つクソじゃそう思い直すのも無理ない
でも流石にあそこでナポについてなんとかボナパルト朝存続
させるのはタレーランでもﾐﾘ。だって自分がナポが悪いことにして条約結んでんだしｗ
あくまで１８世を腐すのが目的で本意ではないだろう
それでもタレイランは飼い殺しで済んだがフーシェはそうはいかなかった
フーシェの家族はスウェーデンに行きベルナドットの庇護下に置かれ
フランスに残った連中より遥かに安定した国王の最側近のスウェーデン貴族として家を続けられた
>>967
このために百日天下後はナポレオンだけでなくフランスも共同責任を問われたんだよな >>971
現地で孤立のベルナドットにとって貴重な藩屏だったろうな >>970
スレ立てが出来ないので宜しくお願いします 晩年のフーシェは家族や友人に囲まれて穏やかに暮らしていたそうだね
そして敬虔なクリスチャンになって教会に足しげく通っていた
息子によるとボナパルト一族がたまに訪ねて来るのを楽しみにしていたとのこと
その一方で、家族を守るために警察大臣時代に集めた敵対者の弱味を手放さなかった
フーシェは熱烈的なナポレオン支持者の友人を国外追放者リストに載せて国外追放したことがある
皮肉なことに後妻の不倫相手はその友人の息子だった
0979名無しんぼ＠お腹いっぱい2022/11/04(金) 11:19:22.28ID:uk/IgXe+0
100日天下後はボナパルト一族は波瀾万丈だったのかな。ウジェーヌは訴訟に追われて過労死したらしいけど。
晩年のウジェーヌは遺言執行人のモントロン伯爵に訴えられて裁判沙汰になったんだよな
というのもナポレオンの遺言にはウジェーヌが管理している財産の一部を遺言執行人のモントロン伯爵に譲渡するようにと書いてあった
モントロン伯爵としては遺言執行人として遺言を実行しないといけないから必死になるわけで
ウジェーヌとしてはモントロンとかいうぽっと出の若い伯爵に財産を譲渡する謂れはない
裁判は泥沼化していってなんとウジェーヌの死後も延々と続いていった
ウジェーヌが早死にしたのは裁判沙汰によるストレスからだよな…
ジョゼフはアメリカに亡命して貴族同然の生活を続けた
弟と妹らはオーストリア皇帝やローマ教皇に保護されてオーストリアやイタリアで平和に暮らせた
あまり苦労した感はない
0982名無しんぼ＠お腹いっぱい2022/11/04(金) 12:02:32.71ID:rPeL6v7g0
>>976
ナポレオンだってセントヘレナまで追っかけてきた愛人と穏やかに暮らしてたじゃないか >>978
リストの最後に自分の名を載せるってのが何晏っぽい
フーシェは復古王政で生き延びられると本気で思ってたのかな 0984名無しんぼ＠お腹いっぱい2022/11/04(金) 12:54:53.04ID:wKAv/eN20
ジョセフは七月革命のときに2世を担いで帝政に戻そうと画策してたし
帝政や王位への未練タラタラだったのがよくわかる
>>983
百日天下後、カルノーはフーシェに「お前は自分が何をしたのか分かっているのか？お前がこうしていられるのは皇帝陛下あってこそだ。王家が許すと思っているようだが。とんでもない思い違いだからな」と噛みついたそうで
果たしてカルノーの言う通りになった まあその辺タレーランも一緒だけど
いくら気に食わない人間でも能力があれば厚遇するナポレオン体制に慣れ過ぎてたんだろうな
気持ちだけなら滅茶苦茶ぶっ殺してやりたいけど色々握ってる奴だから
処刑すると死なばもろともで暴露祭りするのは火を見るより明らか
だから命だけは助けてやる。もしもこの処置に抵抗して暴露に走るなら容赦なく処刑する
といった口には出さないけど察しろよ的な心理的なやりとりがあったんじゃないか？
>>986
その点、カルノーは「今の地位は皇帝陛下の厚遇があってこそ。ブルボン王家は我らを恨みこそすれ感謝するわけがない」と正確に見抜いていた
さすがフランス革命の中心にあっても生き延びてきた政治家は一味も二味も違う ナポレオンが皇帝になってからはずっと無職
自分の幾何学の研究やナポレオンに言われて要塞防御の研究をしてた
1814年にフランス国境に同盟軍が近付くとアントワープの防衛指揮官になってる
カルノーは筋金入りの共和主義者だったので帝政に反対していた
ナポレオンはカルノーに敬意を表して伯爵に叙したうえで研究を援助している
有能すぎて遠ざけられたというよりはカルノー自身がそもそも帝政に仕える気がなかった
というのもカルノーは頑固一徹レベルの共和主義者で主張を曲げなかったから
だからナポレオンも無理して仕えさせようとはしないで伯爵に叙して研究を援助してした
そのカルノーが1814年に軍に復帰したのはひとえに外国の侵略からフランスを守るため
アントウェルペン総督に就任すると頑強に抵抗してフランス戦役が終戦するまで守り通すことに成功している
カルノーが帝政には断固反対だったのは知ってるけど
その割に>>989みたいな事を言っているのは
制度には反対だけどそれはそれとしてナポレオンからの待遇については
恩義を感じていたのかな 恩義っつーかシンプルにブルボンよりマシの1点だろう
ただでさえ第一次復古王政経験しちゃってんだから
>>986
タレイランは大貴族だから飾りとして役に立つ 次スレ終わるまでには>>1000トヘレナに行ってそうだな・・・ 10011001Over 1000Thread
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