日産、今年度の世界生産450万台 20%増、下期に挽回
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00606539

日産自動車が2021年度に世界で約450万台の自動車生産を計画し、主要部品メーカーに提示したことが分かった。公表している生産実績値と集計方法が異なるため単純比較できないが、コロナ禍で落ち込んだ前年度の生産実績と比べ約20%増の水準となる見通し。半導体の供給不足で21年度計画には約25万台の減産影響を見込むが、現行計画ではこうした影響を既に織り込んでいるとみられる。10月以降に計画通り生産を挽回し、どこまで上積みできるかが、業績回復の行方を左右しそうだ。