長文失礼

先代MTの40-80km/hが遅かった理由はこの性能曲線を見るとよくわかる。
https://car.autoprove.net/cms/wp-content/uploads/52383/5c1538f90a3944ae108cd24bf4c5a18e.jpg

先代はギア比の関係で56km/hあたりで1→2速にシフトアップしなくてはいけなくて、
そこで一旦4000rpm以下まで落ちてしまい、80km/hまではパワーバンドから大きく外れたままになる。
(性能曲線から、2速56km/h=3950rpm⇒約60kW=82PS、2速80km/h=5640rpm⇒約87kW=118PS)

一方、新型は1→2速のシフトアップタイミングが48km/h付近で、
その時点で約3400rpmまで落ちるけど、強い中速トルクのおかげて3400rpmでも81.4kW(111PS)も出る。
そして60km/hを超えれば、概ね100kW(136PS)以上を維持できる広いパワーバンドに入り、
85km/h(6000rpm)までパワーバンドど真ん中で走り抜けることができる。

あるいはもしかしたら、「追い抜き加速」とのことだから、
日常で非現実的な1速は使わずに2速通しで測るという条件付きなのかもしれない。
だとすると、先代新型ともに2速40km/h=2820rpmで、
そのときの出力は先代が約40kW=55PS、新型は67.4kW=92PSと、歴然の差がある。

40-80km/hの「タイム」が50%向上(つまり半減)はちょっと盛りすぎな気もするけど、
加速性能(平均加速度=平均G)が50%向上=1.5倍(=タイム0.67倍)なら上記の出力比較から十分にありえる話だと思う。

>>916
CVTでは常に高回転を維持できて、MTと違って40km/hから高出力を出せるから、
先代は40-80km/hに関してはMTよりCVTのほうが速かったんだと思う。

>>918
80-100に関しては、先代はちょうど2速のパワーバンド付近にはまっているから、
85km/h付近で2→3速のシフトアップを余儀なくされる新型よりも先代のほうが速い可能性はあるね。