しおかすss
スクスタエアプ
エロ無し
キャラ崩壊
同棲
大人if
地の文なし
かすみ「ふぉ?!?!」
ドタドタドタ!
栞子「……」
かすみ「……」
栞子「……でました……」
かすみ「………ウルトラレア?」
栞子「……違います。ヤツです」
かすみ「……ヤツ……」
栞子「……黒く、薄く、素早いアレです 」
かすみ「……てかさっきの声」
栞子「ゴキブリが出ました」
かすみ「ねぇさっきの声」
栞子「ゴキブリが!!出ました!!」
かすみ「……」
栞子「……」
かすみ「さっきの」
栞子「ゴキジェットはありますか」
かすみ「……ないよ」
栞子「……」
かすみ「……」
ゴキ「……」
栞子「……」
かすみ「……さっきの声」
栞子「あ、直筆サイン付きファンブックですか。これで叩きましょう」クルクル
かすみ「あ"あ"あ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"タ"メタ"メタ"メタ"メ!!!!!!」
栞子「はっ、離しなさいっ!!このっ!!」
かすみ「やだぁ!!!折り目ついちゃうからア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!」
ゴキ「……」
栞子「はぁはぁはぁ」
かすみ「はあはあはあ」
栞子「……」
かすみ「……」
ゴキ「……」
栞子「ゴキジェ買いに行きましょう」
かすみ「……いいよ」
─────────────
─────────────
テクテク───
───テクテク
かすみ「……ねぇ」
栞子「……はい」
かすみ「……気づいてた?」
栞子「かすみさんもですか」
かすみ「……うん」
栞子&かすみ「……いたね(いましたね)」
かすみ「アイツら意外と小さいくせになんであんなに気配出せるんだろ」
栞子「なんというか、凄いオーラを感じますよね。視線というか」
かすみ「居るってわかるとその方向からピリッと来るよね。なんか、肌が」
栞子「1匹見たら50いると思え、ってよく言いますよね」
かすみ「それなんだよね。だって現に……」
栞子「……はい」
栞子&かすみ「いろんな方向からその気配があったもん(ありましたから)」
かすみ「はぁぁぁ〜、もうそんな季節かぁぁぁぁ」
栞子「最近急に暖かくなりましたもんね」
かすみ「結局今年はスキー出来なかったなぁ」
栞子「今行ってもまだ雪はあると思いますが」
かすみ「ダメだよこんな暖かいんじゃ」
かすみ「有名所だと新潟とかになるけど、よく雪が降る地域って、それだけ湿度も高いわけじゃん?
暖かい気候にしめっぽい雪で、もうコースはガリガリ、気温が上がれば板にまとわりつき、半端に下がれば滑り跡の形に凍りついて足が持ってかれちゃう」
栞子「……随分詳しいですね?」
かすみ「……ね。なんでだろ」
栞子「なんですかそれ」
かすみ「まいいや、よしホムセン着いた。」
───────
───────
害虫駆除コーナー
栞子「こういうとこ苦手です」
かすみ「私も〜。なんかどれもパッケージに気持ち悪い虫載っててゾワゾワしちゃう」
栞子「さっさと済ませましょう。これでいいんじゃないですか?」
かすみ「ゴキ特化かぁ…そうだなぁ」
栞子「何か懸念があるようですね?」
かすみ「この際だし、これからの季節に向けて色々出てくるから、なんか色々対応したやつのほうがいいんじやないかな〜って」
栞子「あーたしかに。でも今回の相手はゴキですよ?やつの生命力を鑑みると、変に他の害虫にステータスを割り振ったものより、特化型の方が確実迅速な気がします。」
かすみ「んー、それも言えてる……」
栞子「それにあの間取りだと変にグッズだけ集めてもかさばりそうですしね」
かすみ「……そうだよなぁ……って、悪かったね狭くて」
栞子「その方がくっついていられるので好きです」
かすみ「……///」
栞子「あ、蚊取り線香」
かすみ「も、もうそんなの置いてるんだ……」
栞子「なんだか懐かしいですね。今では蚊もこういうスプレーなどで簡単に取れるのに、この商品だけはずっと変わらず残ってます」
かすみ「なにそのおばあちゃんみたいな」
栞子「こ、子供の頃はよく田舎の祖父母の家に行ってたんですっ!///」
かすみ「……ね。今日はこの特化したやつとさ、これ買わない?」
栞子「え?蚊取り線香を?」
かすみ「…私もなんか、久しぶりに使ってみたくなっちゃった」
かすみ「それに、このへんは暑くなったらめっちゃ蚊出るから!前もって買っとこうと思って!」
栞子「……そうですね」
──────
──────
テクテク──
──テクテク
かすみ「はぁ、なんか意外と時間かかっちゃったな」
栞子「もう夕方ですね」
かすみ「でもちょっとずつ日が長くなってるよ」
栞子「少し前まではもう真っ暗な時間でしたね」
かすみ「やっと寒い冬が終わるのかぁ」
栞子「春が楽しみです」
かすみ「春になると、ここの公園の桜が綺麗なんだ〜」
栞子「これ全部桜ですか?」
かすみ「ほとんどね〜。そんなに大きくないし、駅から遠いから、地元民専用の花見スポット!みたいになってるんだよ」
栞子「いいですね。是非見てみたいです」
かすみ「その時は、一緒に花見しようね!」
栞子「うん!」
栞子「……はい///」
かすみ「え、もう1回」
栞子「いやです///」
かすみ「いや、お願い。1回だけ!」
栞子「いやです!って……あ」
かすみ「んあ?」
栞子「……1個だけ、ちょっと花開いてる…」
かすみ「わ!ほんとだ!!ヤバ!写真写真!!」
栞子「………」
かすみ「やばーいうっそー!かわいい〜!! 」パシャパシャ
栞子「」スッ
パシャッ
かすみ「……いやそんな遠くじゃ写んないでしょ?」
栞子「いえ、ちゃんと撮れました」
かすみ「?」
栞子「さ、帰りましょう。もう夜ご飯の時間になっちゃいます」
かすみ「そだね〜。あーお腹空いた〜」
栞子「今日は野菜が安かったので鍋にします」
かすみ「お!いいね〜!」
栞子「……なんか変な感じですね」
かすみ「……ね」
栞子「冬の終わりと、確かな春の訪れを喜びながら、手には蚊取り線香を持って。季節感めちゃくちゃです」
かすみ「やっと終わるって喜んでた冬なのに、鍋ってなるとこの肌寒さが名残惜しくなっちゃうし」
栞子「もうコタツはいらないかと思ってましたが、やっぱりもう少し置いときましょうか」
かすみ「うん。そっちの方がくっつけるし、、ね?」
栞子「……はい//」
かすみ「……やっぱまだちょっと寒いかも」ギュ
栞子「……かすみさんの方が体温高いじゃないですか。私の手じゃ冷たいでしょう?」
かすみ「ん〜ん。しお子の手がいいの♡」ギュ~♡
栞子「まったく……///」
───────
───────
ガチャッ──
かすみ「ただいまぁ〜、はぁー着いた着いた」
栞子「身体冷えちゃいましたね……お風呂沸かしますね」
かすみ「うぁーい。っと……あれ?」
かすみ「そういえば何しに2人で買い物行ってたんだっけ……」
「うぎゃぁぁぁぁああああ!!!!」
かすみ「……あー思い出した」
ゴキ「……」
かすみ「……」
ゴキ「カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ」
かすみ「ぎゃア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」
栞子「うぎゃぁぁぁぁああああ!!!!」
かすみ「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」
栞子「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」
ゴキ「カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ」
どんなに自分たちの部屋を清潔にしてても、建物全体のどこかにいるとどうしようもないからね。おそろしい
G「良質なしおかすが摂れると聞いてやってきました」
0041名無しで叶える物語(SIM)2021/03/16(火) 21:38:42.56ID:uYD8ijNq
Σミイ˶。ᴗº˶リ