芸能関係者を装い17歳の女子高生に現金を渡してみだらな行為をした疑いで、46歳の自営業の男が逮捕されました。

男は女子高生に「アイドルにしてあげる」などと話していました。

児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の自営業・淵上孝志容疑者(46)です。

警察によると、淵上容疑者は今年1月、自宅のマンションで17歳の女子高校生に対して、18歳未満であることを知りながら、
現金1万円を渡す約束をしてみだらな行為をした疑いが持たれています。

淵上容疑者は芸能関係者を装い女子高生を信用させる為に「芸能人やねん」など言って、芸能人らとやり取りしているようなSNSの画面を女子高生に見せていました。

また、女子高校生が17歳でアイドル志望であることを把握した上で「アイドルグループのレッスンを受けさせてあげる」など話していたということです。

女子高生は「(買春を)我慢すればアイドルになれると思った」と話しているということで、被害を知った母親が警察の「性犯罪被害110番」に通報しました。

調べに対し、淵上容疑者は「行為は認めるが年齢は18歳だと思った。現金は渡していない」と容疑を一部否認していて、余罪を含め詳しく調べる方針です。