誰にでも愛想よく仲良くなろうとする人間は信用するな。
一見人当たりがよく誰からも好かれる良い人のように思うが、
誰にも合わすということは、悪や不正にも合わすということを知れ。
本当に信頼のおける人間とは、誰にも理解されずただ1人孤独に真理を探求している者だ。
彼は集団で孤立しているかもしれない。
しかし彼こそ賢者なのだ。
集団動物である人間は集団から抜けることは死を意味する。
なので恐怖心によって仲間を作ろうとする本能なのである。
その動物的本能を動物的本能のまま仲良く集団を好むのは、愚かである。
それを共存や友愛などと言って正当化するが、しょせんは動物的本能にしかすぎない。
本当に信頼を置ける人間とは、その動物的本能の恐怖心に打ち勝つ者、
克服する者こそ勇者だ。
ゆえにただ一人サイのツノのように歩む者。
集団に属することを捨て、一人真理探求の道を踏み出す者、彼こそキリストである。