4年に1度の富山県議会議員選挙が31日告示、4月9日に投開票を迎えます。これまでに57人が立候補を表明していますが、関心事の一つは旧統一教会との関わりです。チューリップテレビではすべての立候補予定者に対してアンケートを実施、過去の選挙応援や関係、そして宗教と政治についての考えを聞きました。

県議選の立候補予定者57人全員に対しチューリップテレビが行ったアンケートです。

30日までに53人が回答。元職の矢後肇氏、新人の松永定夫氏、瀧田孝吉氏、大久保光太氏の4人からは回答がありませんでした。

質問は大きく分けて5項目です。

「(質問1)今回の選挙で旧統一教会および関連団体と関係は持たないか」
全員が「関係を持たない」または「つながりがない」と回答。

自民党から公認を受けた立候補予定者は旧統一教会と関係を持たないことを確認する誓約書を提出しています。

「(質問2)当人と旧統一教会との関わりについて調査・公表したか?」

質問2:旧統一教会との関わりを調査したか?
自民党です。

瀬川侑希氏、山本徹氏、永森直人氏はホームページやブログで調査結果を公表。

奥野詠子氏、井上学氏、大門良輔氏、八島浩久氏は後援会や県政報告会などで公表。

山崎宗良氏、中川忠昭氏、藤井大輔氏、武田慎一氏はメディアを通じて公表したとしています。

川上浩氏と安達孝彦氏は公表した、庄司昌弘氏は調査済みと回答。

種部恭子氏は公表したと回答し、ジェンダー平等や性教育、それにHPVワクチンについてこれまで旧統一教会からバッシングを受けてきたとしています。

亀山彰氏、鹿熊正一氏、五十嵐務氏、立村好司氏、宮本光明氏、川島国氏、針山健史氏、渡辺守人氏、薮田栄治氏、米原蕃氏、瘧師富士夫氏、筱岡貞郎氏、武田慎一氏、澤崎豊氏は、もともと関わりがないとして調査・公表していないと回答。

鍋嶋慎一郎氏、大井陽司氏、尾山謙二郎氏、嶋川武秀氏は、県議選は今回初めてなどという理由で調査・公表は行っていないとしています。

立憲民主党です。

岡﨑信也氏と井加田まり氏は、党本部が全地方議員を調査したと主張。菅沢裕明氏は「必要が無い」、沢村理氏は「調査するまでもなく関係持たない」と回答しています。

共産党です。

火爪弘子氏、高瀬充子氏は、旧統一教会との関わりについて激しく対峙している、津本二三男氏は調査・公表していないとしています。

公明党の佐藤則寿氏は「そもそも関わりがない」としています。

維新の福島陽介氏は「いいえ」と回答。

参政党の小路晃氏は「関係を遮断する意思表明はしている」としています。

無所属では広野大士氏が調査済み、羽根弘氏、寺口智之氏、森井信次氏、谷村一成氏、上田昌孝氏、松下奈穂子氏、講神幸彦氏、百塚怜氏選挙戦が初めて、もしくは必要がないとして調査、公表はしていません。

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チューリップテレビ
2023年3月30日(木) 20:55
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/406845