新型コロナウイルス感染防止のため、国会審議を一部欠席するなどの対応を取っている「れいわ新選組」の舩後(ふなご)靖彦、木村英子の両氏は13日の参院本会議に出席し、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案に反対した。

 重度障害者である両氏は新型コロナに感染した場合、「命の危険に関わる」などの理由から、国会を欠席するなどの対応を取ってきた。ただ、今回の改正案については、反対の意思を示す必要があると判断し、出席した。

 反対の理由について、れいわの山本太郎代表は10日、自身のブログで「国会での事前承認や緊急事態の期間の大幅短縮、延長の際に国会の承認が必要であることなどを明記した法改正が進むなら審議(して賛成)すべきだが、コロナも含む的な改正のみなら、ほぼ意味なし」と主張した。

朝日新聞
2020年3月13日23時11分
https://www.asahi.com/articles/ASN3F7QPJN3FUTFK01M.html