https://snjpn.net/archives/175163
トラブル続出で「外国人の参拝禁止」を決めた神社が話題…「一律対応」に懸念も

▼記事によると…

・外国人の参拝は全面的にお断りーー。そんな対応をとることにしたという長崎県対馬市の神社がネットで話題となっている。

●神職「韓国人観光客による不敬行為があった」
ツイートによると、この神社では、韓国人ガイドの暴言・暴力、韓国人観光客によるお守りの窃盗事件などを受けて、韓国からの団体旅行については改善策が示されるまでの間、境内の参入を断っていたという。

そんな中、2019年12月28日に韓国人ユーチューバーが神社で隠し撮りをし、神社および個人の人権を侵害する映像を配信したとして、ついに外国人の参入については全面的に断ることにしたという。

ただし、弁護士ドットコムニュースの電話取材に対して、神社側は具体的な内容を明かさなかった。

神社および個人の人権を侵害する行為はあってはならないが、外国人の参拝を全面的に禁止することに法的な問題はないのだろうか。作花知志弁護士に聞いた。

「あくまでもツイッターで公表されているものを拝見した上での個人的な感想を申しますと、このように外国人の参入を全面的に許さないとした措置は、法律上許されないとされる可能性があると思います。

今回の件に類似した事件は過去にもありました。

たとえば、日本国籍を有しない者はゴルフ場のクラブ会員となることはできないとしたゴルフ場の取り扱いについて、東京地裁平成7年3月23日判決は、『(そのような)取り扱いは、憲法14条の趣旨に照らし、社会的に許容し得る限界を超え、違法である』と判示しました。

また、公衆浴場が外国人客の入浴を一律拒否した取り扱いについて、札幌地裁平成14年11月11日判決は、『公衆浴場における入浴マナーに関連して行われた外国人一律入浴拒否は、(憲法14条、国際人権B規約等及び人種差別撤廃条約に照らし)違法である』と判示しています」

2020/01/10 19:22
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6426060

(略)