▽ブラック企業問題を映像にし続ける監督が涙ながらに語った友人の死
https://www.cinematoday.jp/news/N0111769
2019年10月17日 18時31分

労働組合に加入したことで嫌がらせを受けた社員とその会社との労使紛争を追った
ドキュメンタリー映画『アリ地獄天国』(公開未定)
が第16回山形国際ドキュメンタリー映画祭日本プログラムで上映され、土屋トカチ監督が舞台挨拶を行った。

監督
「…特に日本では労働組合に加入しているというとカルト的な扱いをされるけど、その誤解を解いて、
命を救い出す術にもなるのだということを伝えていかないと。じゃないと僕の友人の死も浮かばれない」

男性
「なぜこのような異常な社会になったと思いますか?」

監督
「ロボットのような人間を育てる学校教育が原因では? そこからはみ出すとイジメが起こる。
…うまくやりくりできる人だけが生き残れる。その総仕上げが安倍政権で、イエスマンばかり揃っている」
「この世の中、スーパーヒーローが現れて助けてくれるようなことはなく、
おかしいと思ったことは自分で立ち上がらないといけない。それでしか、今のズタボロの日本は変えられないと思ってます」