米国防長官は「GSOMIA破棄に失望」、米国務次官補は面と向かって「延長すべき」

 韓国外交部(省に相当、以下同じ)はハリー・ハリス駐韓米国大使を呼び、韓日
軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄に関する公の批判を自制するよう要請したが、
米国は国防長官や統合参謀本部(統参)議長、国務省などが繰り返し「失望感」を
表明した。韓国の自制要請を事実上無視したのだ。

 トランプ政権の高官もこの日、本紙に対し「韓国政府が(ハリス大使との)対話の
内容をリークしたのはアマチュアな行動で、失望させられる」と語った。しかし、
日本についても「失望した」という声が初めて登場し、韓日両国への特使派遣にも
言及があるなど、ワシントンによる仲裁の可能性も浮上している。
 マーク・エスパー国防長官は28日(現地時間)、ジョセフ・ダンフォード統参議長
と共に開いた記者会見で、GSOMIA破棄を巡り韓日双方に向けて「極めて失望したし、
依然として失望している」と表明した。エスパー長官は「私はソウルと東京の私の
カウンターパートにもこのことを表現し、解決を求めた」と語った。ダンフォード
統参議長は、エスパー長官の発言に同意しつつ「韓日関係が後退したとみている」
と語った。
 ランドール・シュライバー国防次官補(インド・太平洋安全保障担当)も同日、
「韓米日三角安全保障協力の重要性」をテーマに戦略国際問題研究所(CSIS)が
ワシントンで開催した講演会で、GSOMIA破棄について「強い懸念と失望を表明する」
と発言した。(略)

 国務省もまた同日、GSOMIA破棄に関して、ラジオ放送「ボイス・オブ・アメリカ」
の取材に対し「強い懸念と失望を表明する」と語った。これは、GSOMIA破棄直後の
今月22日に青瓦台(韓国大統領府)が初めて出した論評に反論するもので、韓国
外交部の自制要請を受け入れないという意味だと解釈されている。(略)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/08/30/2019083080068.html

参考
韓国外交部「GSOMIA破棄に失望って言うな」⇒米国防長官「失望した」 統合参謀本部議長「失望」 国務省「失望」
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1567145061/l50