勤労統計 調査変更の検討会 
議事録、3年超作成せず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019020902000148.html
毎月勤労統計の調査方法変更を巡り、厚生
労働省が二〇一五年に開いた有識者検討会の
議事録の半分が三年以上作られず、今年に
入って作成作業が行われていたとみられることが、複数の検討会委員の証言で分かった。
議事録は八日現在も、厚労省ホームページで
一部しか公開されていない。調査方法変更に
安倍政権の意向が反映されたのではないかと
国会で野党の追及を受け、急きょ着手したと
みられる。
前半三回分の議事録は、検討会の開催当時に
公開されたが、後半の三回は現在も非公開。
検討会座長を務めた中央大経済学部の阿部正浩教授らは「一月末に、厚労省から議事録の
発言内容の確認を求められた。(メールに)
『忘れていました』みたいなことが書かれて
いた」と本紙に証言した。