オリベーロ容疑者は衛生兵として県内の基地に勤務していた。
県警は同容疑者が女性の首を刃物のような物で刺して殺害し、その後室内で自分の両足の付け根部分を複数回刺して自殺したとみている。司法解剖の結果、女性の手の傷は防御損傷である可能性が高かったという。また同容疑者は、大動脈のある両足の付け根部分の傷以外、致命傷になるような傷は見当たらなかった。
県警は今年1月、2人に男女間のトラブルがあったことを確認して両者に聞き取りしたが、2人の間には事件性はないと判断していた。一方、女性の職場の同僚は取材に「事件当時、2人には交際関係はなく、(オリベーロ容疑者が)付きまとい、迷惑しているようだった」と証言した。
県警は「事案への対応に問題はなかった」としている。
琉球新報
2019年4月16日 05:00
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