>>486
逆。

広域行政は大阪市と大阪府を合わせたお金を、大阪全体の利益を考えて、優先順位をつけて使う。

特別区民は3割で特別区以外が7割だから、特別区の声が反映されずに、 「市民のカネが流出する」と言うが、
7割が一箇所に固まった、「大阪周辺市」なるものが存在しているわけではない。
道路網も鉄道網も、大阪市域を中心に放射状に伸びていて、 周辺の市の共通利益は大阪市域になる。

例えば北摂にお金を使うとして、北摂だけに有益なら、大阪市域や東部、南部からストップがかかる。
大阪市域を飛び越えて、北摂と泉州が結託するようなことはほとんど考えられない。
せいぜい複雑な経緯で成立した水道くらいだろう。

それぞれに共通して利益になるのは大阪市域の中心部。
中心部にとってもプラスになると判断されたら郊外のことも進む。

つまり、広域行政は、府と市を合わせた財源を大阪市域が主導権を持って進めることができるということ。