希望の党の玉木雄一郎、民進党の大塚耕平両代表は9日夕、国会内で会談する。民進党が呼びかけた新党の結成に希望の党が応じ、
新党協議会を設置することで合意する見通しだ。両党は5月中の新党結成を目指し、党綱領など具体的な協議に入る。希望の党幹部が明らかにした。

 希望の党は9日、国会内で両院議員懇談会を開き、民進党が提案した新党構想について意見交換した。
玉木氏は「自民党に代わって政権を担える政治勢力を結集するため、新しいスタートを切りたい」と新党結成に理解を求めた。
出席者の一部から慎重論が出たが、協議入りを了承した。

 大塚氏は「安倍政権に対峙するため仲間の結集を呼びかける」と強調し、民進党から分裂した立憲民主、希望両党に新党結成を呼びかけていた。
希望の党は応じたが、立憲民主党は拒否した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29151350Z00C18A4000000/