朝日新聞デジタル 2018年3月8日07時11
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https://www.asahi.com/articles/ASL314CB6L31UUPI001.html

 女性に参政権が認められた戦後、任期中に出産した都道府県議会議員と市区議会議員が120〜130人程度に
とどまることが、東京都豊島区の永野裕子区議(45)が行った全国アンケートでわかった。
議員は産休や育休を定める法律の対象外で、出産適齢期の女性にとってハードルが高いことがうかがえる。

 アンケートは昨年9〜11月、47都道府県議会と814市区議会、東京都内の13町村議会の
計874の議会事務局に依頼し、全議会から回答を得た。東京都以外の町村議会は、調査対象には含めなかった。

 任期中の女性議員が出産したと回答したのは、全体の1割超にあたる110議会で、出産数は計159。
複数回出産した議員もいるため、重複分をのぞくと、実際に出産した人は120〜130人程度だった。

 地方議会では2000年以降、…