2018年2月3日 22時32分 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018020301002038.html

 沖縄県の翁長雄志知事は3日、安倍晋三首相が衆院予算委員会で、沖縄の基地負担軽減が進まなかった理由に、日米間の調整や本土の理解を挙げたことに関し「県民をないがしろにしていたことを示す、理不尽なものだ」と同県名護市で記者団に述べ、米軍基地の県内移設を進める一方で、基地を受け入れない本土の意見には配慮してきた政府の姿勢を批判した。

 首相は2日の予算委で「日米間の調整の難航や、移設先となる本土の理解が得られないなど、さまざまな事情で目に見える成果が出なかったのは事実だ」と答弁していた。