のんたぬ虐待総合スレ Part.10

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2020/12/28(月) 22:27:13.82

のんたぬ虐待画像 SS AA 等を貼ったり紹介したり（自作歓迎）のんたぬに関する話し合いの場

　..　　　　　　 |..西|
...￣￣￣￣￣|..木|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.　　　　　　　 . |..野|　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　 |..病|　　　　[　生ゴミ　　]　　　　　　.______　　　　　∞～
　　　　　　　 |..院|　　　　￣￣￣￣　　...　--　-(;;;;;;;;;)-　--　
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※過去スレ
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛！！！」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1524743807/
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛！！！」 Part.2
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1529915482/
のんたぬとか言うラブライブ界の闇の煮こごり
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1557141757/
のんたぬ虐待総合スレ Part.4
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1561067846/
のんたぬ虐待総合スレ Part.5
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1565458829/
のんたぬ虐待総合スレ Part.6
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1572359939/
のんたぬ虐待総合スレ Part.7
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1586632517/
のんたぬ虐待総合スレ Part.8
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1591024836/
真のんたぬ虐待総合スレ Part.8
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1591191531/
のんたぬ虐待総合スレ Part.9
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1598968282/

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:16:42.17

番外虐｢のんたぬと年越しそば｣

今日は大晦日。絵里はのんたぬのために心を込めて作った年越しそばを、のんたぬ用の小さな椀によそってあげた

｢のんちゃんのために年越しそばを作ってあげたわ。ほら、美味しそうでしょう｣

『のんちゃあ、おうどんさんたべたいやん！
おうどんさんつくってやん』

しかし、のんたぬの反応は芳しくなかった

｢せっかくおそば作ったんだからのんちゃんも一緒に食べましょう？出来たてだから、暖かくて美味しいわよ｣

『のんちゃあはおうどんさんがいいのやん！えいちのいぢわゆ！』

せっかく作った年越しそばを否定されて、絵里はとても落ち込んだ

｢食わず嫌いは良くないわよ。ちゃんと出汁をとって作ったから美味しいはずよ。
のんちゃんの好きな天ぷらも入れてあるわ｣

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:17:06.43

『やあああああああ！おうどんさんおうどんさん！おーうーどーんーさーん！』

一口食べれば分かってくれるだろう。そう考えて絵里はそばを箸でつまみ、のんたぬの口元に持って行った

｢ほら、一口食べてみて｣

『やあああああああああ！』

のんたぬは泣きながら暴れ、フォークや箸を手当たり次第に掴んで放り出した

｢ちょっと、何するの！｣

『おうどんさんたべたいやあああああああああああああん！』

のんたぬはそばの入った丼にも手をかけようとしたが、絵里が首筋を掴んで止めた

『やあああん！いぢわゆ！いぢわゆ！え　い　ち　な　ん　か　き　や　い　や　ん！』

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:17:33.80

この瞬間、絵里の中で何かが切れた
これまでのんたぬのあらゆる我が儘に耐えてきた絵里だが、ついに限界を迎えたのだ
絵里は玄関の扉を開け、のんたぬの首根っこを掴んで思い切り外に放り出し、扉を閉めた

『や！？やあああああん！』

投げ出されたのんたぬはゴロゴロと転がり、塀にぶつかって止まった

『いたいやん…いたいやん！えいちひどいやん！ひどいやああああん！』

のんたぬは痛む身体を引きずり、べそをかきながら扉まで這っていった

『えいち、いれてやん！のんちゃあおうどんさんたべたいのやん！いれてやん！』

しかし、扉からは何の返事もなかった

しばらくしてのんたぬは扉をバンバンと叩いたが、やはり反応はなかった

『いれてやーん！いれてやーん！えいちのいぢわゆ！えいちにいいつけてやるやん！えーいーちー！えいちがいじめるやあああん！』

一通り喚いて疲れたのんたぬは大の字になって寝転んだ
喚き終えると同時に、今まで泣くのに夢中で感じなかった寒さを覚えた

『さむいやん…えいち、ひどいやん…どうしてこんなことするやん…！』

間もなく、のんたぬは寒さで震えだした

『さむいやん、さむいやん！うちはかわいいかわいいのんたぬさんやで！いれてやん！』

それでも扉は開かなかったので、のんたぬは怒って扉をバシバシ叩いた

『あああ！おててさんがいたいやん！もうえいちにはしっぽさんさわらせてあげないやん』

数十分が経ち、すっかり冷え切ったのんたぬは縮こまっていた

『えいちのいぢわゆ…いぢわゆ…
いまあければわしわしするだけでゆるしてあげるやん！』

さらに時間が経ち、骨の髄まで冷え切ったのんたぬは焦りだした

『えーいーち！さむいやん、さむいやん！』

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:18:43.14

再びのんたぬが喚いていると、扉が開いて絵里が現れた

『えいち！さむいやん！はやくおうちにいれるのやん』

｢出て行って｣

だが、絵里がのんたぬに向ける眼差しは外の冷気の何倍も冷たかった

『なんでやん！のんちゃあはおうどんさんたべたかっただけなのやん、それなのにえいちが』

｢うるさい！｣

『やんっ？』

これまでにない絵里の態度にのんたぬは戸惑った

｢実は私、ずっと玄関であなたの声を聞いてたの｣

『じゃあ、なんでいれてくれないやん！』

のんたぬは、理解できないとばかりにポテポテと尻尾を振った

｢私は、あなたの謝罪が聞きたかったの｣

『どういうことやん？』

｢あなたは私が一生懸命作ったおそばを食べようともせずに、我が儘をいった挙げ句お椀をひっくり返そうとした　
私はすごく悲しかった
今まであなたのどんな我が儘にも耐えてきたけど、もう限界なの｣

『なにいってるか、わからないやん…』

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2020/12/31(木) 23:19:13.05

この期に及んでえぃちにいいつけてやるやんと抜かす辺りが最高にのんたぬで草

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:19:14.35

｢でも、ずっと過ごしてきたのんちゃんをいきなり捨てるのは可哀想だから、最後のチャンスをあげたの
たった一言、どんな形でもいいから謝ってくれれば私は許す
そう決めて外に出したの。
でも、どれだけ待ってもあなたの口から謝罪の言葉は出なかった｣

『だってのんちゃあ、わるいことしてないやん！えいちがおうどんさんつくってくれないのがわるいのやん』

｢ほら、ここまで言っても謝ってくれない。
もう私達無理だよ、というか私が無理｣

『えいちひどいのやん！やあああ！』

｢だから出て行って。正直、もうその声もわざとらしい仕草も見たくないの｣

『ひどいやあああああああああああああ！』

｢ねえ、出て行ってくれない？
最後くらい言うこと聞いてよ｣

『うゃあああああん！わぁああああん！』

｢黙って！｣

のんたぬは泣きながら愛情レンズを通して絵里を見た
かつての絵里は全身からのんたぬへの愛情が溢れていた
だが、今の絵里にはひとかけらの愛情もなかった

『そんな…えいち、のんちゃあのこときらいやん？あんなにかわいがってくれたやん』

｢いいから出て行って！もう顔も見たくない｣

そう言い放つと、絵里は扉を閉めた

『えいち！えいち！まってやん、あけてやん、あけてやん！』

のんたぬは慌てて扉を引っ掻いたが、今度こそ何の返事もなかった

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:21:35.59

のんたぬはしばらく扉と格闘していたが、やがて再び寝転がった

『さむいやあ…さむいやん…
とにかく、あたたかいところをさがすやん』

のんたぬは震えながら、街に向かって歩き出した

のんたぬが街に着くと、雪がちらつきだした

『やーんやーん、かわいいのんちゃんやん！だれかかってやん！しっぽさんさわらせてあげるやん！』

のんたぬは雑踏の中で愛情レンズを発動させて自分を飼ってくれそうな人間を探したが、この大晦日の夜にそんな奇特な人間はいなかった

『や、いたいやん！しっぽさんふまないでやん！わちわちやん』

雑踏に揉まれ、のんたぬは踏まれたり蹴られたりして徐々にボロボロになっていった

『いたいやん、さむいやん、いたいやん…』

雪もますます強くなり、のんたぬの頭や肩に雪が積もった

『うわああああん！だれかたすけてやん！』

のんたぬは泣きながら走り回ったが、ぼろ雑巾になった害獣に目をとめる人も、これまたいなかった

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:28:45.16

半ば意識が薄れかけたのんたぬは、とりあえず誰かに飼ってもらおうと道行く人の足に抱きついた

酔っ払い｢あ？なんだてめぇ｣

『かわいいのんちゃあをかってやん…』

｢は？ああ、これが音ノ木坂の害獣ってやつか
それにしても気色悪い奴だな｣

『のんちゃあきもちわるくないやん…おうどんさんもってきたら、しっぽさんさわらせてあげるやん』

のんたぬは酔っ払いのズボンの裾を引っ張った

｢うわなんだこいつ！離せよ｣

『や、なにするやん！』

酔っ払いはのんたぬの襟を掴むと、川に放り込んだ

｢ちっ、酔いが醒めちまった｣

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:34:33.30

のんたぬは土手を転がり、川に落ちた
冬の川の水は、泳げないのんたぬの鼻や口から容赦なく侵入してのんたぬを溺れさせた

薄れゆく意識の中、のんたぬのあってないような脳内で絵里との思い出が駆け巡った
その記憶が絵里が年越しそばを目の前に置いた時まで来て初めて、のんたぬはやっと自分の過ちに気づいた

『えいちごめんなしゃあ！のんちゃあがわるかったやん！のんちゃあがすききらいしたのがわるかったのやん！ごめんなしゃあ！
ごめんなしゃあごめんなしゃあごめんなしゃあごめんなしゃあ！
のんちゃあはんせいしたやん！だから、だから、またいっしょにくらしたいのやん！』

のんたぬは大量に水を飲みながら叫んだ
だが、その言葉は絵里には届かなかった

のんたぬが川に沈み、その鼓動が止まった瞬間

音ノ木坂が新年の祝福に包まれた

【おしまい】

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2020/12/31(木) 23:37:31.31

乙
身の程を弁えない傲慢な糞害獣に相応しい末路やね

**VIPからきますた** ◆bBu.KtXKc. (茸) · 2020/12/31(木) 23:41:27.26

毎度お付き合いいただき、ありがとうございます

のんたぬの醜い面を詰めるだけ詰め込んだつもりです
と言っても醜い面しかないのですが

それでは良いお年を