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すでに、いくつかの街が制圧されてしまっていた。
それでも家を追い出され、ゲリラと化した市民の抵抗は続いた。彼らは地道に行政特区()からのんたぬを誘拐し、処刑をし続けた。

〜市民軍 アジト〜
愛護ロボ「ノンタヌヲ差シ出シナサイ、応ゼネバ、死刑」スチャ
市民「嫌だ!のんたぬは渡さないぞ!俺たちの手で殺すんだ!」
市民「そうだ!そんなに欲しいなら殺して返してやる!」
のんたぬ「おまえらまぬけさんやな〜、えぃちにかてるとおもってんのかやん??」ヘラヘラ
愛護ロボ「ノンタヌノシボウヲカクニン、クラスSキュウギャクチュウトミナス。ハイジョ」ズガガガガガガガガ
のんたぬ「び゙ょ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!」チーン
ちびたぬ「ぎ゙ょ゙お゙お゙お゙お゙!!」チーン
ぷちたぬ「ペジュン!」チーン
市民「うわああああああああ!!」
すんでのところでのんたぬを盾にして乗り切った市民たちであったが、もはや限界が近づいていた。

こんな光景が、世界のいたるところで繰り返されていた。このまま、のんたぬに世界は制圧されてしまうのか?
しかし、希望は意外な事に、愛護ロボの中にあったのである。