>「あと、さっきから普通にしゃべってるけど、定型文とやらは使わないの?」 「あっ」
この「あっ」も間が抜けていてすごく気になった、写実的な文章だから、アニメ(ラノベ)チックな表現やセリフは似合わない
多分>>812はそういうことが言いたいんだと思う
それともこの作品は作者の中では「うぅ」や「にぃ」や「ぐすん」が似合うアニメ風の小説の方向性だったんだろうか

僕は思わず声を荒げる、あたりからの主人公の怒りが突発的すぎる気がした
もちろん彼は彼女に対して苛立ちやら、憤りの感情を持っているんだけど
そういった感情をなんとか制しながらなるべく彼女にかかわらないように接してる
心にためこんだ憤りを実際に怒りというはっきりと発露に変わるには意外とプロセスがいるので
彼女の一挙手一投足にいらだちを高めていく過程がわかると、読みやすい
あるいは>「僕は思わず声を荒げる。」の直前に"彼女のあまりにぶしつけで、人の敷地に平気で入ってくるような言いように、自然と鞄を握る手に力が入っていった"
というように、発露の前にワンクッション置いたほうが、わいは好み