砂原のオアシスで少女はケマトリスの幼体と出会った。
ふわふわの毛に輝く瞳、最初は恐る恐る近づいた彼女だが、幼いケマトリスが無邪気にじゃれる姿に心を奪われた。
二人は果物を分け合い、川辺で水しぶきを上げて遊び、草原を駆け回った。言葉はなくとも通じ合った。
月日が流れ、少女は勇敢な女ハンターに、ケマトリスは堂々たる成体に成長した。
女ハンターはケマトリスの背に乗り、共に狩りをするようなった。村人たちは驚きつつも、二人の絆に心を動かされた。
やがて女ハンターは決意した。「もっと世界を見てみたい」ケマトリスも賛同の鳴き声をあげた。
二人は村を離れ広大な大陸を旅し、雪山や砂漠を越えた。どんな試練も、互いを信じる心で乗り越えた。
女ハンターの弓とケマトリスの力が一つになり、数多のモンスターの狩猟に成功した。
旅の果てに霊峰の頂から、アマツマガツチが舞う空に昇る朝日を眺めながら──
「どこへ行っても、ずっと一緒だよ」
女ハンターが呟くとケマトリスは優しく鳴いた🐔