ここで大僧正を一つまみ

「はるか昔、この村の人たちは
 きっと、すべてを受け入れたうえで
 山と共に生きることを決めたんだ。」
「たぶんだけどね。そんな気がするよ。」


「ハンターさん、お願いがあるんだ。聞いてくれるかな?」
「数えた者がいない程に幾年もの昔、
 ただそこに存在しただけで生けるものに影響を与えた龍の姿を…、
 悪意なき故に恐れられた風の姿を、どうか、見てきてほしい。」
「そして、その話を子供達に聞かせてあげてほしいんだ。
 きっと、君にしかできないだろうから。」