0001Felis silvestris catus ★2021/04/19(月) 07:17:04.32ID:CAP_USER9
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e38b621e01146c9cba7586288c091e89a60d442
韓国政府が17〜18日のケリー米大統気候候変動特使の訪韓を機に、福島第1原子力発電所内の放射性汚染水の海洋放出問題に対する憂慮を表明して客観的検証のための協力を要請したが、事実上の“拒絶”にあったという指摘が出ている。
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ケリー特使が18日、福島原発汚染水関連問題に米政府が介入することは「不適切だ」という立場を明らかにしたからだ。
ケリー特使はこの日午前、出国に先立ちソウル市内のホテルで行われた内外信懇談会の最中に福島原発汚染水問題について「米国が日本を説得して韓国政府が要求する透明な情報共有が行われるようにする意向があるか」という質問を受けた。
すると、ケリー特使は「米国は日本政府が国際原子力機関(IAEA)と十分な協議を経て、IAEAも非常に厳格な(放出)手続きを樹立したと確信する」とし、「すでに手続きが進行中の状況で、非常に明確な規則と要求があるその手続きに米国が乗り入れるのは適切だと考えていない」と答えた。元国務長官らしく特有の外交的レトリックで「米国は関与しない」という立場を示したのだ。
韓国外交部によると、ケリー特使は前日、韓国外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官との晩さん会で福島原発汚染水放出決定に対する韓国側の懸念を伝え聞き、「日本が(汚染水放出と関連して)国際社会にもっと透明で迅速な情報を提供できるよう関心を持って協力してほしい」という要請を受けた。
韓国外交部は鄭長官との晩さん会でケリー特使が福島原発汚染水問題についてどのような反応を示したのか、公開しなかった。しかし、ケリー特使がこの日の懇談会で“米国の不介入”の立場を明らかにしたことで、鄭長官も前日に同じ話を聞いているのではないかという観測が出ている。
ケリー特使はこの日の内外信懇談会で記者たちの繰り返しの質問に対し、「日本が(原発汚染水処分に関する)すべての選択肢とそれによる影響を秤にかけ、日本のその過程は非常に透明だったと聞いている」と答えた。日本政府が13日、福島原発敷地内に保管中の放射性汚染水の後続処分案として海洋放出を決定した直後、米国務省が出した反応と同じ反応だ。
ケリー特使はまた「(福島汚染水放出計画の)重要な点はIAEAがこの過程を監視しながら日本とも引き続き調整するという点」だとし、「私たちは原子力安全基準とIAEAの努力を支持する」と言及した。
これに先立ち、米国務省のネッド・プライス報道官も福島原発汚染水海洋放出決定に対して「世界的に認められる原子力安全基準によるアプローチを選んだとみられる」との立場を示していた。
したがって「米国の介入が不適切だ」というケリー特使のこの日の発言は、「少なくとも日本の決定に反対しない」という意味に解釈されるに値する。
(略)
韓国政府が17〜18日のケリー米大統気候候変動特使の訪韓を機に、福島第1原子力発電所内の放射性汚染水の海洋放出問題に対する憂慮を表明して客観的検証のための協力を要請したが、事実上の“拒絶”にあったという指摘が出ている。
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ケリー特使が18日、福島原発汚染水関連問題に米政府が介入することは「不適切だ」という立場を明らかにしたからだ。
ケリー特使はこの日午前、出国に先立ちソウル市内のホテルで行われた内外信懇談会の最中に福島原発汚染水問題について「米国が日本を説得して韓国政府が要求する透明な情報共有が行われるようにする意向があるか」という質問を受けた。
すると、ケリー特使は「米国は日本政府が国際原子力機関(IAEA)と十分な協議を経て、IAEAも非常に厳格な(放出)手続きを樹立したと確信する」とし、「すでに手続きが進行中の状況で、非常に明確な規則と要求があるその手続きに米国が乗り入れるのは適切だと考えていない」と答えた。元国務長官らしく特有の外交的レトリックで「米国は関与しない」という立場を示したのだ。
韓国外交部によると、ケリー特使は前日、韓国外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官との晩さん会で福島原発汚染水放出決定に対する韓国側の懸念を伝え聞き、「日本が(汚染水放出と関連して)国際社会にもっと透明で迅速な情報を提供できるよう関心を持って協力してほしい」という要請を受けた。
韓国外交部は鄭長官との晩さん会でケリー特使が福島原発汚染水問題についてどのような反応を示したのか、公開しなかった。しかし、ケリー特使がこの日の懇談会で“米国の不介入”の立場を明らかにしたことで、鄭長官も前日に同じ話を聞いているのではないかという観測が出ている。
ケリー特使はこの日の内外信懇談会で記者たちの繰り返しの質問に対し、「日本が(原発汚染水処分に関する)すべての選択肢とそれによる影響を秤にかけ、日本のその過程は非常に透明だったと聞いている」と答えた。日本政府が13日、福島原発敷地内に保管中の放射性汚染水の後続処分案として海洋放出を決定した直後、米国務省が出した反応と同じ反応だ。
ケリー特使はまた「(福島汚染水放出計画の)重要な点はIAEAがこの過程を監視しながら日本とも引き続き調整するという点」だとし、「私たちは原子力安全基準とIAEAの努力を支持する」と言及した。
これに先立ち、米国務省のネッド・プライス報道官も福島原発汚染水海洋放出決定に対して「世界的に認められる原子力安全基準によるアプローチを選んだとみられる」との立場を示していた。
したがって「米国の介入が不適切だ」というケリー特使のこの日の発言は、「少なくとも日本の決定に反対しない」という意味に解釈されるに値する。
(略)