2020年11月11日 特集記事
https://www.nhk.or.jp/politics/wp-content/uploads/2020/11/1111ishiba_t.jpg
自民党総裁選挙で敗れた元幹事長の石破茂が、みずから率いてきた派閥(水月会)の会長を辞任した。
総裁選挙に挑戦すること4回。そして総理を目指し続けてきた男が、なぜ突然、身を引く決断をしたのか。
石破は終わったのか。
(黒川明紘)
突然の辞任表明
「石破、派閥の会長、辞めるってよ」
10月22日の午前、ある関係者から私に衝撃的な情報が寄せられた。
急いで議員会館の石破の事務所に駆けつけると、いきなり中から本人が姿を現した。私を自室に招き入れた石破は、椅子に腰をかけるなり、ふだん通りの口調で語った。
「総裁選挙の責任をとって、派閥の会長を辞める。臨時国会の前にけじめをつけないといけないと思っていた」
https://www.nhk.or.jp/politics/wp-content/uploads/2020/11/1111ishiba-1.jpg
今思えば、あえてそういう雰囲気を見せていたのかもしれないが、その時の石破の表情に葛藤は感じらず、落ち着いた様子で重大な決断を語ってくれた。
その後、昼に開かれた石破派の臨時総会で、石破は派閥の会長を辞任する意向を明らかにした。
急な呼びかけだったため、派閥に所属する19人のメンバーが全員集まることができず、出席したのは15人ほどだった。
「総裁選挙の責任をとることが、とるべき道だと考えた」
石破の意向は、その場で了承された。
辞任決意させたのは「議員票」と「仲間の声」
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/47947.html
https://www.nhk.or.jp/politics/wp-content/uploads/2020/11/1111ishiba_t.jpg
自民党総裁選挙で敗れた元幹事長の石破茂が、みずから率いてきた派閥(水月会)の会長を辞任した。
総裁選挙に挑戦すること4回。そして総理を目指し続けてきた男が、なぜ突然、身を引く決断をしたのか。
石破は終わったのか。
(黒川明紘)
突然の辞任表明
「石破、派閥の会長、辞めるってよ」
10月22日の午前、ある関係者から私に衝撃的な情報が寄せられた。
急いで議員会館の石破の事務所に駆けつけると、いきなり中から本人が姿を現した。私を自室に招き入れた石破は、椅子に腰をかけるなり、ふだん通りの口調で語った。
「総裁選挙の責任をとって、派閥の会長を辞める。臨時国会の前にけじめをつけないといけないと思っていた」
https://www.nhk.or.jp/politics/wp-content/uploads/2020/11/1111ishiba-1.jpg
今思えば、あえてそういう雰囲気を見せていたのかもしれないが、その時の石破の表情に葛藤は感じらず、落ち着いた様子で重大な決断を語ってくれた。
その後、昼に開かれた石破派の臨時総会で、石破は派閥の会長を辞任する意向を明らかにした。
急な呼びかけだったため、派閥に所属する19人のメンバーが全員集まることができず、出席したのは15人ほどだった。
「総裁選挙の責任をとることが、とるべき道だと考えた」
石破の意向は、その場で了承された。
辞任決意させたのは「議員票」と「仲間の声」
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/47947.html