0001(^ェ^) ★2017/10/08(日) 08:34:06.47ID:CAP_USER9
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000045-mai-pol
◇目立つ元民進の「無所属の立候補予定者」
今回の衆院選は無所属の立候補予定者が目立つ。民進党の希望の党合流に伴い、希望から公認を得られなかったり「選別」に反発したりして、「個人戦」を選択した人がいるためだ。政党対決を想定した小選挙区制で無所属候補は政党公認候補よりも選挙運動が制約され、比例復活当選の道もなく、厳しい選挙戦を強いられる。
【写真特集】この方たち、今回は…過去に衆院選で敗れた主な方々
「事務所も車も少なく、配れるビラも4万枚少ない。苦しい戦いだ」。週刊誌報道で民進を離党し、愛知7区から無所属での出馬を予定する前職、山尾志桜里氏(43)の支援者は、そう漏らした。
公職選挙法で、選挙事務所は候補者1人につき原則1カ所と決められているが、政党公認の場合は政党がその選挙区に別の事務所を1カ所設置できる。選挙カーは無所属候補だと1台だが、政党公認なら政党の選挙カーが使える。ビラも無所属7万枚以内、政党公認11万枚以内。無所属はテレビの政見放送にも出演できず、政党公認に比べ大きく不利だ。
6市1町の愛知7区。山尾氏陣営は過去の選挙戦で、党の選挙カーも使って選挙区内をくまなく回った。山尾氏を支援する愛知県瀬戸市の主婦(65)は「この広い選挙区を車1台では限界がある。効率的な戦略を立てなければいけない」と焦燥感をにじませた。
岐阜1区の自民党前職、野田聖子氏(57)=総務相=は3日の閣議後記者会見で、無所属で臨んだ2005年の郵政選挙を「本当につらかった。広報活動も資金も支援者もなくなり、比例にエントリーできず、崖っぷちの選挙だった」と振り返った。
その岐阜1区で希望の公認を得られず、無所属での立候補となる新人、吉田里江氏(51)。やはり街宣ルートの見直しを余儀なくされている。選挙用の新聞広告のスペースも小さい。陣営は「視覚効果は限定的」と嘆く。
何より無所属は比例復活当選の道がない。それでも吉田氏は「そういうことも含め選択した。エキサイティングな戦いができる」と強気の姿勢を見せる。民進岐阜県連や連合岐阜は支援する予定。
三重県は1〜3区の民進前職3人が無所属で戦う道を選んだ。
1区の松田直久氏(63)にとっては「究極の選択」。前回衆院選は旧1区で落選し、比例復活した。6日夜、松阪市で地域の集会に顔を出し「自分に正直になろうと決めた」と理解を求めた。厳しい戦いを覚悟するが「すっきり応援できるようになった」(民進系県議)との声もある。
7回連続当選中の2区の中川正春氏(67)は区割り見直しにより新たに選挙区に加わった伊賀市の住民懇談会で「正念場だ」と呼び掛けた。「政見放送などが使えない中、名前と政策をどうアピールするか」と思案する。
3区の岡田克也氏(64)は元民進党代表の責任から松田氏と中川氏を「しっかり応援したい」。公示の10日は2人の応援演説から選挙戦を始めるという。【斎川瞳、高橋龍介、橋本明、井口慎太郎】
◇目立つ元民進の「無所属の立候補予定者」
今回の衆院選は無所属の立候補予定者が目立つ。民進党の希望の党合流に伴い、希望から公認を得られなかったり「選別」に反発したりして、「個人戦」を選択した人がいるためだ。政党対決を想定した小選挙区制で無所属候補は政党公認候補よりも選挙運動が制約され、比例復活当選の道もなく、厳しい選挙戦を強いられる。
【写真特集】この方たち、今回は…過去に衆院選で敗れた主な方々
「事務所も車も少なく、配れるビラも4万枚少ない。苦しい戦いだ」。週刊誌報道で民進を離党し、愛知7区から無所属での出馬を予定する前職、山尾志桜里氏(43)の支援者は、そう漏らした。
公職選挙法で、選挙事務所は候補者1人につき原則1カ所と決められているが、政党公認の場合は政党がその選挙区に別の事務所を1カ所設置できる。選挙カーは無所属候補だと1台だが、政党公認なら政党の選挙カーが使える。ビラも無所属7万枚以内、政党公認11万枚以内。無所属はテレビの政見放送にも出演できず、政党公認に比べ大きく不利だ。
6市1町の愛知7区。山尾氏陣営は過去の選挙戦で、党の選挙カーも使って選挙区内をくまなく回った。山尾氏を支援する愛知県瀬戸市の主婦(65)は「この広い選挙区を車1台では限界がある。効率的な戦略を立てなければいけない」と焦燥感をにじませた。
岐阜1区の自民党前職、野田聖子氏(57)=総務相=は3日の閣議後記者会見で、無所属で臨んだ2005年の郵政選挙を「本当につらかった。広報活動も資金も支援者もなくなり、比例にエントリーできず、崖っぷちの選挙だった」と振り返った。
その岐阜1区で希望の公認を得られず、無所属での立候補となる新人、吉田里江氏(51)。やはり街宣ルートの見直しを余儀なくされている。選挙用の新聞広告のスペースも小さい。陣営は「視覚効果は限定的」と嘆く。
何より無所属は比例復活当選の道がない。それでも吉田氏は「そういうことも含め選択した。エキサイティングな戦いができる」と強気の姿勢を見せる。民進岐阜県連や連合岐阜は支援する予定。
三重県は1〜3区の民進前職3人が無所属で戦う道を選んだ。
1区の松田直久氏(63)にとっては「究極の選択」。前回衆院選は旧1区で落選し、比例復活した。6日夜、松阪市で地域の集会に顔を出し「自分に正直になろうと決めた」と理解を求めた。厳しい戦いを覚悟するが「すっきり応援できるようになった」(民進系県議)との声もある。
7回連続当選中の2区の中川正春氏(67)は区割り見直しにより新たに選挙区に加わった伊賀市の住民懇談会で「正念場だ」と呼び掛けた。「政見放送などが使えない中、名前と政策をどうアピールするか」と思案する。
3区の岡田克也氏(64)は元民進党代表の責任から松田氏と中川氏を「しっかり応援したい」。公示の10日は2人の応援演説から選挙戦を始めるという。【斎川瞳、高橋龍介、橋本明、井口慎太郎】