トヨタ自動車、章男社長の暴走…広報が競合他社に関する報道に介入、メディアに“説明”要求
https://biz-journal.jp/2021/03/post_212406.html

「なぜ他社は批判しないのか?」と他社報道に⼝出し

さらに、このベテラン記者が⾔う通り、競合他社の報道についても
「ご説明」を求める電話攻勢を始めたというから、
異常さがさらに一段階上がったといわざるを得ない。この記者の弁。

「例えば、日産は1月27日付で2030年代早期から主要市場で投入する
新型車をすべて電動車両にするとプレスリリースしましたが、
これについてトヨタ広報が記事を掲載・配信したメディアに対して、
『なぜこのトーンや⾒出しになったのか教えてほしい』
『なぜ⽇産の取り組みは肯定的に取り上げられるのか』などの
『ご説明』を求めたわけです。
リリース処理の性質の記事なので、淡々と事実を全社とも書いただけなのですが、
2月に入ってからも同様の傾向は続き、マツダなど競合他社の報道についても
『ご説明』を求め続けています」

自社に関する記事についての問い合わせなら、「ご説明」もまだ正当化できるかもしれないが、
さすがに他社の報道にまで口出しをするのは、やりすぎだといわざるを得ない。