トヨタ自動車 チーフエンジニア 多田哲哉氏 語録

「僕は直6、FR以外はスープラではないと思っています。」

「それで、会議の場でせっかくトヨタとBMWが組んでスポーツカーを開発するのだから、ポルシェにも負けないピュアスポーツを一緒に作りたいと言ったら、その場にしら〜っとした空気が流れて。」

「BMWはどんなデザインにするかというよりは、どんなプロポーションというかパッケージングにするかということを決めるのに、とても時間をかけていることがわかりました。
我々はどうしてもスケッチを重視したり、デザインを先行させがちですが、BMWはクルマのプロポーションさえ決まれば、外装デザインは自ずと決まってくる、というようなスタンスでした」

「今回BMWと一緒にクルマを作ることで学んだことはたくさんあります。ただ、インテリアの設計技術は明らかにトヨタのほうが上ですね(笑)。」

「逆にみなさんにも聞きたいんですけど、MTって必要ですか?もちろん、自分の手でシフト操作を楽しむのは大事なことです。ただそうなると、スープラみたいな大パワーのクルマだと正直あまり楽しくない。」

「トヨタ86が練習機だとすると、GRスープラはジェット戦闘機」

「スープラの走りについて、ひとつだけ秘密を教えておきましょう。キモはLSDにあって、超ハイテクのLSDを使っています。」(BMWのアクティブMディファレンシャルのこと)

「スープラはゲームと繋げて、バーチャルでレースを楽しむことができる」