(前述と同じソースより引用。)
1858年に通商条約締結を求めてやって来たイギリス使節の□□□□伯爵一行…
日本人について
「彼らの嬉しげな、それでいて丁寧でうやうやしさをたたえた表情や物腰。我々が英国で莫大な富をつぎ込んでようやく身につけるような上品さやあか抜けた態度に、
南の国の豊かさが重ねあわされているー
私は、かつて心に抱いたあらゆる期待を完全に上回る何かを、ついに発見したと感じた」
わし:ここで言うのはな、この伯爵の感慨や。ふつう、イギリスで出世しよう思うたら、戦いで功績を上げたりして領地をもらい、爵位をもらい、莫大な富を手にして教育を受け、教養を積み、それでもあかんねン。
みなさんに覚えてもらいたいのはな、お金持ちになって3代目位までは、まだまだ成り上がりや。
どうしても貧乏だった時の先祖の記憶が邪魔をして、金を減らすことに不安で固執し、金もうけに走る。ケチになる。あるいは、買い物に貪欲になる。贅沢をする。
欲を満たすことに全てをつぎ込み、失敗して散財する。金の使い方がわからへんのやな。いばってみたりな。傲慢でわがままになり、人をあごで使い、嫌われたりする。
そういう失敗を経て、やっと3代たって4代目に入る頃から、金にあまり左右されんようになり、落ち着きが出てきて今度は社交界に必要な礼儀作法に熱心に取り組むようになる。そして、だんだん洗練されていくんや。
5、6代以上たつと、礼儀作法が身について自然体になる。
心にゆとりが生まれ、親切に気を配れる人になる。優雅になったりな。
よいリーダーとしての心構えを身につけようと、修行僧のように自制心をきたえ始める。常に冷静で、領民のために正しい判断ができるようにな。…
それからが、貴族の始まりや。…10代も何代もたつと、やっと尊敬を得られるようになる。…義務感も、ハンパやないで。
自分のことはすべて後回しで、領民や君主や国のために尽くすんや。これが、ほんとの貴族や。
…そういう境地に達するのに普通、お金と何世代もの時間を必要とするが、
ここ日本では不思議なことに、貧富を問わず、国民はみんな礼儀正しく落ち着いており、にこやかで丁寧なんや。
そのことに、この伯爵は衝撃を受けたンやな。
…さて、この伯爵は誰でしょう。(ちょっとむつかしかったかな。)
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2018/08/01(水) 19:34:14.95ID:QUoZPUz20レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。