>>936
俺は、アンチーの事件が起こって直ぐに、日本のこの事例を思い出した。
40年近く前に起こった新宿バス放火事件。
https://www.amazon.co.jp/dp/4797492821/

著者の被害者女性はアンチーと同様に重度の全身やけどを負ったんだけど、
事件の凄絶な描写もさる事ながら、
治療の為に強い刺激がある薬液の水槽に全裸で入るなど、治療やリハビリの場面も凄まじい迫力がある。
(やけどを負った際と同じくらいの痛みを再度経験させられる)
しかも、一度の話じゃない。
普通の怪我の後のリハビリとは違って、体が動かせるようになったとしても皮膚が戻るんではない。

更に言うと、この女性の場合は運よく顔はそれほど焼けずに済んでいた。
https://www.amazon.co.jp/dp/4163900926/
アンチーは、どうやら顔も丸焼けになったらしい。
となると、社会復帰も難しい。
上の女性の場合は、明らかに犯罪被害者だったし、社会的にも大きな話題になったんで、
治療費については犯罪被害者保障制度が適用されたけど、
アンチーの場合、募金運動が起こったという事は、中国には日本のような犯罪被害者保障制度もないんだろうと思う。

だとすると、障害者福祉よりも以前の話として、現在の治療も万全ではないんじゃないか。
(犯人が逮捕されておらず、事件の全容が明らかにならない限り、
そういう制度があったとしても適用されないのかもしれない)