モンサント社の危険除草剤、グリホサート、ラウンドアップ過剰使用企業ホクレン
2020年、市販されている北海道産大豆7製品の残留農薬検査を農民連食品分析センターに依頼し、調査の結果、ホクレンの大豆からグリホサートが検出されました。
日本消費者連盟はホクレンに公開質問状を提出。分析センターの検査結果を示し、「大豆への収穫前グリホサート使用中止」を求めました。
これに対してホクレンは「農薬取締法を順守した適正な使用」と回答。
そのため3月に、農民連食品分析センターの検査結果を添えて、再び公開質問状を出し、重ねて中止を求めました。
しかし、それに対する回答も前回同様でした。
そこで4月にもう一度公開質問状を出しました。3回目にしてホクレンからプレハーベストでの使用を控える旨の回答が来ました。分析センターの検査結果を示し、繰り返し質問状を出すことで成果を上げたといえます。

モンサントの除草剤グリホサート(商品名ラウンドアップなど)は発癌性が指摘されている
世界的に、除草剤グリホサートの危険性への認識が強まり、米国では訴訟が起き、被害者勝訴が相次ぎ、各国で規制が進む中において、日本では官民ともにその認識が薄いのが現実です。
 私たちは、安全な国産を食べようと呼びかけているにもかかわらず、北海道産の大豆にグリホサートがプレハーベスト農薬として使われていることを知りました。しかもその農薬が大豆に残留し、食の安全を脅かしていることも分かりました。農薬企業が推奨しホクレンが宣伝し、農家が使用してきたのです。

ttp://www.nouminren.ne.jp/newspaper.php?fname=dat/202007/2020072001.htm